2016年度シーズン第8週目 - Knocking on the Heaven's Door - ANY GIVEN SATURDAY

2016年度シーズン第8週目 – Knocking on the Heaven’s Door –

2016年度シーズン第8週目 – Knocking on the Heaven’s Door –

アラバマ大、8連勝目を飾る

アラバマ大 33、テキサスA&M大 14

全米1位のアラバマ大が6位のテキサスA&M大をホームに迎えたこの一戦。試合はアラバマ大が優勢に進めるも後半に入りテキサスA&M大がリードを奪い返し、トップチーム同士ならではのシーソーゲームになるかと思われましたが、結果的にはアラバマ大がリードを奪い返すとそのまま最後まで流れを相手に渡す事無く終わってみれば完勝。改めてアラバマ大がナショナルタイトルレースで一歩抜きん出ている事が露わになったのでした。

QBジャレン・ハーツ(Jalen Hurts)は出だしこそスロースタートで、2つのインターセプションパス(もっともその内ひとつは前半終了間際のヘイルマリーパスでしたが)を犯すなどミスもありましたが、後半に入り安定感を取り戻し最終的に166パスヤードに91ランヤード、3つのTDに絡む活躍を見せ勝利に貢献。またTE O.J.ハワード(O.J. Howard)がこの日パスゲームで主役となる70レシーブヤード(1TD)を記録。RBダミアン・ハリス(Damien Harris)も1キャリー平均7.5ヤードという効果的なランでトータル128ヤードを足で稼ぎ、バランスの良いオフェンスを披露してくれました。

オクラホマ大時代にアラバマ大を倒したことがあるテキサスA&M大QBトレヴァー・ナイト(Trevor Knight)は前半に1つそして後半始まって直ぐにロングTDパスを決め14対13と一時アラバマ大からリードを奪い、スタジアムを埋め尽くしたアラバマ大ファンに幾ばくかの不安を与えましたが、後半はアラバマ大ディフェンスの怒濤のプレッシャーにあい追加点を奪うことが出来ませんでした。

アラバマ大ディフェンスがターンオーバーからTDを奪うと言う「トラディション」はこの日も健在で、第3Q終了間際にDEジョナサン・アレン(Jonathan Allen)がテキサスA&M大オフェンスがファンブルしたボールをリカバーしそのまま30ヤードを爆走してTDを奪いました。このプレーが試合の流れを大きくアラバマ大に引き込んだのです。これでアラバマ大がオフェンス以外でのTDを奪うのは10試合連続となり、ディフェンス陣が奪ったTDは9つ目となりました。

オフェンス・ディフェンスと全く抜け目のないところを見せたアラバマ大でしたが、この試合での大きな痛手はオールアメリカンDBエディー・ジャクソン(Eddie Jackson)が足を骨折しどうやら残りのシーズン出場は絶望的となってしまった事です。リターナーとしても非常に有能な選手だっただけに彼が抜けるのは大きなマイナス点となりそうです。

これで8勝目となったアラバマ大は次週はお休みでその次週に現在勢いを取り戻しつつあるルイジアナ州立大とのアウェーゲームが控えます。一方今季初黒星を喫してしまったテキサスA&M大はランキングで大暴落することはないでしょうが、アラバマ大との直接対決に敗れた事でSEC西地区を勝ち抜ける事は非常に難しくなりました。今後は残りの試合を全て白星で飾り、お正月以降のメジャーボウルゲームに出場する事に目標をシフトチェンジする事を強いられそうです。


オハイオ州立大、ペンステートにまさかの敗退

ペンシルバニア州立大 24、オハイオ州立大 21

就任以来3年目となるペンシルバニア州立大ジェームス・フランクリン(James Franklin)監督はこれまでランクチーム相手に全敗と冴えず、チームもかつてのような強さを未だに取り戻すことが出来ていない故に、彼がこのチームの長として相応しいのかと言う疑問の声が高まってきていた昨今。この日全米2位のオハイオ州立大をホームに迎え、またスタジアムは「ホワイトアウト」と銘打ってファン達がスタジアムを真っ白に埋め尽くし、全米トップクラスのチームを迎え撃つ準備は整っていました。10万人以上の観衆を背にペンシルバニア州立大はオハイオ州立大に喰らい付き、そしてついに彼らから大金星を奪う事に成功したのです。

試合は前半からオハイオ州立大のペースで進みましたが、ペンシルバニア州立大も踏ん張って点差を離される事無く試合を拮抗した展開に持ち込みました。前半終了間際、ペンシルバニア州立大QBトレイス・マクソリー(Trace McSorley)率いるオフェンスが約1分間で75ヤードのドライブの末TDを奪い前半を12対7のオハイオ州立大リードで折り返します。

お互いがTDを奪い合い、さらにペンシルバニア州立大がFGを1つ決めて21対17というスコアで試合は終盤を迎えます。オハイオ州立大のQB J.T.バレット(J.T. Barrett)はこの日いつも通りのプレーを披露できず、結果オフェンスは相手ディフェンスから追加点を奪えませんでしたが、試合残り時間約9分の時点で自陣13ヤードから徐々にペンシルバニア州立大陣内へと攻め込み残り4分半でペンシルバニア州立大陣内28ヤードラインからFGを狙いにいきます。しかし低い弾道のキックがブロックされそれをペンシルバニア州立大のグラント・ヘイリー(Grant Haley)が拾い上げそこから60ヤードを死に物狂いで駆け抜け逆転のTDを奪います。もちろん真っ白に染まったスタジアムは大歓声に包まれます。

オハイオ州立大最後のチャンスもバレットが立て続けにQBサックを喰らい万事休す。なんとホームながらアンダードッグであったペンシルバニア州立大が全米2位のチームから勝ち星を奪う荒技をやってのけたのでした。

前述のようにバレットは自身のベストゲームではなかったものの、チームのオフェンシブスタートしては大旨活躍。245パスヤードに1TDを記録しましたが、一方でQBサックを合計5つも喰らってしまい、オフェンシブラインのわずかな脆さが露呈されてしまいました。この敗戦でオハイオ州立大が保持していたアウェーゲーム連勝記録が20でストップ。そして何よりもこの黒星によりプレーオフ進出の見取り図を大きく書き換えることになりそうです。おそらく現在3位のミシガン大がオハイオ州立大に替わって2位となり、彼らも多少ランクを落とす事でしょうからトップ下のチーム達はこのオハイオ州立大の敗戦を喜んでいるに違いありません。

ただオハイオ州立大はミシガン大との直接対決をシーズン最終戦に控えていますので、今後の試合を落とさずこのライバリーゲームを迎えることが出来、そしてミシガン大に勝つことが出来ればカンファレンスタイトルゲーム進出も可能ですし、プレーオフの切符も手にするチャンスは残されているでしょう。ペンシルバニア州立大にとってはフランクリン監督がチームを率いて以来最大の金星となり、これが今後の起爆剤となるに違いありません。とにかく今夜はこの勝利に大いに酔いしれて欲しいですね。


ウエストバージニア大の快進撃は続く

ウエストバージニア大 35、テキサスクリスチャン大 10

全米12位のウエストバージニア大テキサスクリスチャン大と対戦。QBスカイラー・ハワード(Skyler Howard)が4つのTDパスを投げるなど活躍し34対10で強豪テキサスクリスチャン大を一蹴。これでウエストバージニア大は未だ無敗。まだまだ厳しいスケジュールは続くものの今のところBig 12カンファレンスで首位に立っています。

投・走にバランスの取れたオフェンスをもつウエストバージニア大はテキサスクリスチャン大ディフェンスを常に翻弄。上記のようにハワードが4TDパスを記録したのに加え、RBラッセル・シェル(Rushel Shell)が117ヤードを足で稼ぐ活躍。そしてディフェンスは相手から3つのターンオーバーを奪うなどし終始試合の流れを掴みました。ターンオーバーのうちの一つは試合開始のキックオフ時に起きたもので、テキサスクリスチャン大にしてみれば出鼻をくじかれた形になりましたが、それでも前半はウエストバージニア大に喰らいついていました。が、後半に入り得点を重ねるウエストバージニア大にテキサスクリスチャン大はついていけず終わってみれば25点以上の差をつけられてしまったのです。テキサスクリスチャン大の3rdダウンコンバージョン率は9回中たったの1回。QBケニー・ヒル(Kenny Hill)の平均パスヤードは一投につきたったの4.9ヤード。これでは勝てるはずもありません。

これでウエストバージニア大は7勝無敗。リーグ内にはオクラホマ大ベイラー大とカンファレンスで無敗のチームはいますが、ウエストバージニア大がBig 12優勝争いに絡んでいるのは確かです。今後のスケジュールを見ると次週はオクラホマ州立大とのアウェーゲーム。その後はカンザス大とのホームゲームとテキサス大とのアウェーゲームが控えます。オクラホマ州立大はこの3チームの中でおそらく一番手強い相手といえますが、3試合とも今のウエストバージニア大ならかつ見込みがありそうです。そうなるとウエストバージニア大がリーグ制覇するにはシーズン終盤のオクラホマ大とベイラー大との直接対決が鍵となるでしょう。

リーグ制覇よりもさらに踏み込んでプレーオフ進出の可能性が彼らにあるかどうかと問われれば、他チームの動向次第ではカンファレンスで優勝しさえすればその可能性もあると言えそうです。現在はダークホース的な扱いですが、このまま白星を重ね続ければダークホースから本命へと見方も変わってくるでしょう。


ギアを上げまくるアーバン大

アーバン大 56,アーカンソー大 3

全米21位のアーバン大は怒濤のランアタックをアーカンソー大(全米17位)に仕掛け、結果驚きの543トータルラッシュヤードを稼ぎ56対3という予想を大いに覆す大勝で4連勝目を飾りました。

その脅威のグラウンドアタックをリードしたのはRBカムリン・ペトウェイ(Kamryn Pettway)。192ヤードのランに2つのTDを叩き出したペトウェイに続いたのは78ヤードのTDランを含む94ヤードを記録したイライ・ストーヴ(Eli Stove)。さらにスタントン・トゥルーイット(Stanton Truitt)もトータル78ヤードを走り、ダメ押しでQBショーン・ホワイト(Sean White)も足で61ヤードを稼ぐなどランに次ぐランでアーカンソー大ディフェンスをメッタ切り。ホワイトのパスヤードがトータル77ヤードだったことを見ればアーバン大がどれだけ地上戦で挑んでいったが解ると思います。

アーカンソー大にたったの3点しか許さなかったアーバン大のディフェンスも光りました。アーカンソー大はトータルで31回ランプレーを試みましたが、奪えたヤード数はたったの25ヤード。頼みの綱であったQBオースティン・アレン(Austin Allen)は前半に膝の怪我で一時退場を余儀なくされ、フィールドに戻りはしたものの大した働きをさせてもらえませんでした。

アーバン大がチームとして成熟してきている証拠として彼らがこの日犯したペナルティー数はたったの2回。開幕当初は早々に2敗して今シーズンもまた残念なものとなると思われましたが、ヘッドコーチのガス・マルザーン(Gus Malzahn)監督がオフェンスのプレーコーリングをオフェンシブコーディネーターであるレット・ラシュリー(Rhett Lashlee)に完全譲渡して以来息を吹き返しました。

この勝利はアーバン大に4連勝目となっただけでなく、いよいよアーバン大の強さに全米の目を向けさせることになったのでした。こうなると俄然シーズン最終戦のアラバマ大との一戦が楽しみになってきますが、その前に彼らはミシシッピ大との試合も控えています。確かにミシシッピ大は4敗目を喫してランキングから姿を消しましたが、だからといって彼らを甘く見ることはできません。まずは彼らを倒し、さらにジョージア大も料理した後でライバル・アラバマ大との試合の事を考えるべきです。

一方のアーカンソー大は順調にランクを上げてきたもののこの敗戦で3敗目となってしまいました。またブレット・ビルマ(Bret Bielema)監督就任以来最悪の敗戦スコアとなってしまった事はせっかくチームの勢いが上がってきたところに水をさす結果となりました。


ノーガードの乱打戦!!

オクラホマ大 66、テキサス工科大 59

Big 12カンファレンスは守備力よりも攻撃力重視なカンファレンスである事は周知の事実ではありますが、このオクラホマ大テキサス工科大の対戦ではまさに攻撃あるのみというハイスコアなゲームとなりました。最終スコアを見ただけではバスケットボールの試合だったのかと目を疑ってしまうほどです。

66対59。確かにこのようなハイスコアゲームは過去にもありましたが、大抵の場合オーバータイムに突入した結果の大量得点となるのが常です。しかし今回の試合では4クォーター内でこれだけの点を取り合ったのです。そしてこの試合からは得点だけでなくその他のカテゴリーでもNCAA新記録が生まれました。

  • 両チームの総合ヤード数:1708ヤード(両チームそれぞれ丁度854ヤード)
  • 両チームの総合パスヤード数:1261ヤード(オクラホマ大545ヤード、テキサス工科大734ヤード)
  • テキサス工科大QBパトリック・マホームス(Patrick Mahomes)が個人で稼いだトータルオフェンスヤード数:819ヤード)
  • マホームスが記録したパスヤード数:734ヤード(NCAA最多タイ)

テキサス工科大はパス重視のオフェンスで有名ですが、ここまでパスを重ねてくるとマホームスの肩は大丈夫か?と心配すらしてしまいます。何しろマホームスの投球数は88回。これはNCAA記録の89にあと1つと迫る数字でした。それでも試合後彼は「勝てなかったのだからあれ(この日のパフォーマンス)ではまだ足りなかったという事です」と話していました。ちなみにテキサス工科大のトータルランヤードは120ヤードでしたが、このうちの過半数の85ヤードはマホームスが記録したものです。まさに彼らのオフェンスはマホームス頼りな訳です。

元々テキサス工科大の選手で後にオクラホマ大に転校したQBベーカー・メイフィールド(Baker Mayfield)は古巣に戻ってきたという訳ですが、ファンの中には彼を「裏切り者」と野次る輩もチラホラ見られました。しかしそんな事には目もくれずメイフィールドもマホームスに負けじと素晴らしいプレーを披露。奪った7TDはオクラホマ大新記録となりました。

おそらく試合を分けたのはオクラホマ大のオフェンスの方がバランスが取れていたからだと思われます。パスヤードでは200ヤードほど差をつけられましたが、それを補うようにオクラホマ大はランオフェンスでもトータル300ヤード以上を稼ぎ、RBジョー・ミクソン(Joe Mixon)は走って262ヤード(3TD)、パスレシーブでは114ヤードと活躍。1試合で250ヤード以上のランと100ヤード以上のレシーブを記録したことがある選手はFBS史上彼が3番目の選手となりました。そしてオクラホマ大は1試合で500ヤード越えのQB、200ヤード越えのRB、200ヤード越えのWRを擁した史上初のチームとなったのです。

WR陣も当然の事ながら好記録を連発。オクラホマ大のデイド・ウエストブルック(Dede Westbrook)は202ヤードに2TDとしミクソンと合わせて100ヤード越えが2人とすれば、テキサス工科大もケケ・コウティー(Keke Coutee)とジョナサン・ジャイルス(Jonathan Giles)がそれぞれ150ヤード越え。3番手のキャメロン・バットソン(Cameron Batson)も99ヤードと3桁まであと少しというところまでいきました。

試合云々よりも目を疑うような数字がずらりと並んだこの試合。シュートアウトが大好きなファンにはたまらないゲームでしたが、一体ディフェンスは何をしていたんだと少し思ってしまいますよね。

やっぱりルイビル大にジャクソンあり

ルイビル大 54、ノースカロライナ州立大 13

全米7位のルイビル大に挑んだノースカロライナ州立大。彼らはクレムソン大と大変いい勝負をした過去があり、ルイビル大を多少苦しめてくれるかと思われましたが、ふたを開けてみると勝負自体は既に前半で決まってしまいました。

ルイビル大オフェンスを率いるハイズマントロフィー最有力候補でもあるQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)が前半だけで44得点を挙げるのに大いに貢献。4TDに絡む大活躍でハーフタイム時点でスコアは44対0。正直話にならないほどの強さです。

バックアップQBのカイル・ボリン(Kyle Bolin)に経験を積ませるためジャクソンは第3Qにはベンチに退きましたが、それでもトータルで431ヤードを記録し格の違いを見せました。これでジャクソンの今シーズン通算トータルヤードは3069ヤードに34TD。2週間前のデューク大戦ではスローダウンしましたが、先週のお休みを挟んでジャクソンが再びハイズマントロフィーレースでトップに躍り出る活躍。ルイビル大はジャクソンが居る限り安泰と言えそうです。

ネブラスカ大、またもや無敗を守る

ネブラスカ大 27、パデュー大 14

現在全米8位にランクされているネブラスカ大ですが、これまで彼らがこなしてきたスケジュールを見る限り、彼らが本当に8位に見合うほどの力を擁しているのかという疑問が付いて回りました。この日Big Tenカンファレンス大でも既に白旗を揚げているパデュー大と対戦しましたが、彼ら相手に27対14と良くもなく悪くもなくと言うスコアリング。これでチームは7勝無敗となりましたが、この試合だけでは彼らの真の実力が試されたとはいえない展開でした。

ネブラスカ大が本当にトップ10以内に属するのに適したチームなのかが明らかになるのは今後ウィスコンシン大オハイオ州立大などの強豪チームと対戦するころとなるでしょう。正直彼らが今挙げた2チームに対等に渡り合うにはチームの層の厚さが違いすぎると感じずにはいられません。90年代に栄華を誇ったネブラスカ大がここまでランクを上げてくると彼らのファンはいよいよチームが復活したのかと信じたいところでしょうが、今後彼らに厳しい現実が待っていないと良いのですが。

フォーネット復活!

ルイジアナ州立大 38、ミシシッピ大 21

昨年の前半戦ダントツでハイズマントロフィー候補最有力に挙げられていたルイジアナ州立大のRBレナード・フォーネット(Leonard Fournette)。今年はポテンシャルは健在なものの足首の怪我で戦線離脱を余儀なくされていました。そしてこのミシシッピ大戦でついに復帰してきましたが、復帰戦でこれまでプレー出来なかった鬱憤を晴らす形でフィールドを縦横無尽に駆け回り、チームが喉から手が出るほど欲しかったランクチームからの白星をゲットするのに大きく貢献しました。

第1Qミシシッピ大が10対0とリードし嫌な雰囲気が漂っていたところ、フォーネットが59ヤードのTDランを記録。点差をつめるとさらに76ヤードと78ヤードのロングTDランを披露しブランクを感じさせないド派手な復帰戦を飾りました。終わってみれば16回のキャリーで284ランヤードとし、1回のキャリー平均ヤードは度肝を抜く17.8ヤード。ルイジアナ州立大に頼もしいスターが帰ってきました。

チームがシーズン序盤に苦戦していた中でもルイジアナ州立大のディフェンスだけは全米トップレベルを維持。この日もミシシッピ大QBチャド・ケリー(Chad Kelly)をしっかりと攻略し、彼から2つのターンオーバーを誘う事に成功。開幕後2勝2敗としたところでレス・マイルズ(Les Miles)監督が電撃解雇されお先真っ暗かと思われましたが、臨時コーチのエド・オルジェロン(Ed Orgeron)氏がしっかりとチームをまとめこの日の勝利で通算成績を6勝2敗としました。

突如として息を吹き返したルイジアナ州立大。アラバマ大がSEC西地区で爆走中ですが、2週間後に直接対決を控えこれで俄然このマッチアップが注目されます。

Pac-12でひとり気を吐くワシントン大

ワシントン大 41、オレゴン州立大 17

スタンフォード大UCLAオレゴン大といったPac-12カンファレンスの常勝チームが相次いで失速する中、唯一気を吐いているのがワシントン大です。全米5位にランクされている彼らはカンファレンス自体のレベルがダウンしているため、本当に5位ほどの力を擁しているのかと言う声も聞かれます。が、そんな心配は全く無用です。

攻守ともにバランスの取れたワシントン大は文句無く現在のカレッジフットボールの勢力図でトップチームの一つに数えられます。得点数、並びに失点数で全米6位以内と言う数字がそれを物語っています。近年このカンファレンスを圧倒してきたスタンフォード大とオレゴン大から奪った得失点数は114得点に27失点。彼らが今季下火であるとはいえ、この2チームからこれだけの数字を得たワシントン大の強さは本物と言えます。

ハイズマントロフィー候補の呼び声高いQBジェイク・ブラウニング(Jake Browning)この日3つのパスTDを奪いこれで今季合計27つ目としました。先に挙げたルイビル大ラマー・ジャクソンには敵わないものの、ワシントン大の快進撃の主軸となっているブラウニングの実力は一見の価値があります。しかし彼の本当の凄さはTDの数よりも犯したパスインターセプションの数(2つ)にあります。足でも4つのTDを奪う活躍を見せるブラウニングがハイズマントロフィーレースに名を連ねるのも十分うなずけます。

また下馬評が高かった彼らのパスディフェンスも相変わらず健在で、オレゴン州立大にたったの148パスヤードしか許さず、さらに2つのパスINTをもぎ取るなどしました。

次戦は強豪ユタ大との試合が組まれています。ワシントン大がプレーオフ進出に見合うだけのチームであるかどうか、このユタ大戦で明らかになるでしょう。

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