11月8日に今季第2回目となる「カレッジフットボールプレーオフ(CFP)ランキング」が発表されました。先週のランキングではテキサスA&M大が無敗のワシントン大を追い越して4位にランクインするというサプライズがありましたが、そのテキサスA&M大がミシシッピ州立大に敗れるという波乱があり、それが当然最新のランキングに影響を及ぼしています。早速トップチームの面子を見てみましょう。
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上位4チーム
1. アラバマ大
2. クレムソン大
3. ミシガン大
4. ワシントン大
首位のアラバマ大は先週13位のルイジアナ州立大と壮絶なディフェンシブゲームをなんとか勝ち抜き無敗をキープし首位を守りました。クレムソン大およびミシガン大もそれぞれ順当に勝ち星を得てそれぞれ順位をキープ。そして前述の通り4位のテキサスA&M大が敗れたため5位だったワシントン大が繰り上がって4位に。これで上位4チームが全勝チームとなり、現段階では皆が納得する4チームとなったのではないでしょうか。
第2集団
5. オハイオ州立大
6. ルイビル大
テキサスA&M大の敗戦で数チームがその恩恵を受け順位を1つずつ上げてきました。オハイオ州立大は先週10位のネブラスカ大を62対3と圧倒的な力の差を見せて大勝。ペンシルバニア州立大に敗れていなければ確実に彼らはトップ4入をしていたことでしょう。同じくルイビル大もハイズマントロフィー候補QBラマー・ジャクソン(Lamer Jackson)の活躍によりボストンカレッジを52対7と一蹴。上位4チームのうちいずれかのチームに土が付けばオハイオ州立大かルイビル大のどちらかが入れ替わりでランクを上げてくるでしょうが、今のところこれまでの両チームが戦ってきた相手を考えるとオハイオ州立大が少しだけリードしている感じです。
後続チーム達
7. ウィスコンシン大
8. テキサスA&M大
9. アーバン大
10. ペンシルバニア州立大
11. オクラホマ大
上記の5チームは依然としてトップ4チームに入るのは今のところ現実的ではありませんが、まだ最大4試合を残していることもありその可能性が全くないとは言い切れません。もちろん自力でのプレーオフ進出はほぼ皆無なのでトップチームが転げ落ちてくることを祈らなければなりませんが。
それにしてもテキサスA&M大、アーバン大、ペンシルバニア州立大はプレシーズンではランクすらされておらず、またオクラホマ大もシーズン初旬に2敗を喫したことで一時はランク外へ転落したことを考えれば彼らの現在のランクはなかなかの快挙といえます。