威力の強いハリケーン「マシュー」がアメリカ東南部を襲っている今週末、影響をうける地域では試合を延期する処置がなされたりしています。そんな中今のところ今週末の目玉ゲームの一つであるフロリダ州立大とマイアミ大の試合は予定通りマイアミ大のホームスタジアムで開催される予定ですが、このハリケーンの影響のためスタジアム周辺の警備が手薄になると言う事です。
フロリダ州知事リック・スコット氏は州警察をハリケーンの事後処理に当たらせるため、このフロリダ州立大とマイアミ大の試合に通常配備させる州警察を今回は見送ると言う声明をだしました。
地元の警察は通常通りスタジアムおよびその周辺の警備に当たると言う事で誰もゲームの警備をしないと言う訳ではありませんが、フロリダ州全域を担当する州警察にはカレッジフットボールの試合よりももっと重要な、フロリダ州民の安全を守ると言う仕事があると言う事です。
ただ、通常このライバリーゲームは非常に激しくなる傾向があり、仮に乱闘騒ぎにでもなったら手薄な警備は多少の心配事になる可能性もあります。が、つまるところたかがフットボールの試合。ハリケーンの被害にあった人々にしてみれば「こんな大変な時にフットボールの試合なんて不謹慎だ」と思う人もいるはずですから、そこら辺は出来る範囲で試合を開催して頂きたいところです。