コーチの入れ替わりのニュースが続きます・・・
先週Big Tenカンファレンスに所属するパデュー大がウエスタンケンタッキー大のジェフ・ブローム(Jeff Brohm)氏を起用することを決めましたが、ブローム氏が抜けた穴にノートルダム大ディフェンシブコーディネーター、マイク・サンフォード(Mike Sanford)氏が就任することでほぼ合意しているというニュースが入ってきました。
ノートルダム大では今季2シーズン目を終えたサンフォード氏ですが、それ以前にはボイジー州立大でOCを務めたこともありました。さらに遡れば2010年にウエスタンケンタッキー大でQBコーチとしてチームに帯同したこともあり、7年ぶりにチームに監督として戻ってくることになります。
ウエスタンケンタッキー大は数年前までFCSチームでしたがFBSに昇格して以来メキメキと力をつけ、今年は昨年に続き所属カンファレンスであるカンファレンスUSAのタイトルを二連覇しました。サウスフロリダ大からの転校生であるQBマイク・ホワイト(Mike White)はパサーレーティングで全米3位となる有能QB。34TDに6INTという数字もさることならがら1回のパスで平均10ヤードというとんでもない記録を残しました。
一方のノートルダム大は自身のOCを失うことになったわけですが、シーズン途中にDCのブライアン・ヴァンゴーダー(Brian VanGorder)を解雇し、シーズンは下降の一途を辿り負け越しを経験。さらに先発QBデショーン・カイザー(DeShane Kizer)がNFL早期ドラフト入りを表明したかと思えば彼のバックアップのマリク・ザイール(Malik Zaire)も転校するためにチームを離れることがわかっています。最近のノートルダム大にとってはいいことが何もありません。サンフォード氏がノートルダム大を離れるのは初のヘッドコーチに就任するためだけでなく、ブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督に嫌気がさしたからなのかもしれません。