今季も厳しい戦いが続くアーバン大。今のところ1勝2敗と負けが先行し、SEC西地区を制する事は現実味が早くもなくなってしまいました。さらには永遠のライバル、アラバマ大との差も離される一方。現ヘッドコーチ、ガス・マルザーン(Gus Malzahn)監督就任からチーム力は下降の一線を辿るばかりです。そんなアーバン大を見るに見かねたいちファンがある行動に打って出ました。
それはマルザーン監督を引きずり落とすためのバイアウト費を募ろうというものです。
トーマス・ドーニングというあるアーバン大ファンはインターネットで様々な資金を募金する「GoFundMe」を使って、マルザーン氏をバイアウトするだけの莫大な資金を集めようと行動を起こしました。
「私はこれまでガス・マルザーン監督率いるアーバン大に大変残念な思いを抱いてきました。我々はこのアーバン大の不甲斐なさを今止めなければならないのです。マルザーン監督は堅物で、独創性の無いコーチです。彼はタレント性なら抜群だった選手達を率いながら相手チームにこてんぱんにされ、そのようなポテンシャルの高い選手達を育てる事が出来ないでいるのです。結果チームは毎年目を覆うような結果しか残せていません。
アーバン大はマルザーン氏の契約を解除する為のバイアウトに必要なお金をつぎ込もうとはしないようですので、私が今回一念発起してその為の資金を募ろうと決意したのです。大学側がマルザーン監督を解雇出来ないなら我々が彼を解雇仕様ではありませんか!」とドーニングしは説明しています。
ただこれを達成するには900万ドル(約9億円)を集めなければならないので、現実的にはこれが実現する事はないでしょう。しかしファンのフラストレーションを訴えると言う面では大いに成功したと言えそうです。