フロリダ大からの転校生QBウィル・グリアー(Will Grier)がウエストバージニア大で開幕戦から出場可能になったニュースは先日お伝えしましたが、さらに2人の転校生が同チームに合流することが明らかになりました。
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一人は元マイアミ大TEジョヴァニ・ハスキンズ(Jovani Haskins)。ニュージャージー州出身の彼は2016年に3つ星リクルートとしてマイアミ大に進学。もう一人は元アラバマ大WRのT.J.シモンズ(T.J. Simmons)。ハスキンズと同じく2016年に4つ星リクルートとしてアラバマ大に入部したシモンズは主にスペシャルチームの一員として昨年プレーしていました。
さらにそれ以前にはQBジャック・アリソン(Jack Allison、元マイアミ大)、DBコーリー・ウィンフィールド(Corey Winfield、元シラキュース大)もそれぞれ転校生としてモーガンタウン市にやってきました。アリソンはトランスファー規定で今年はプレーできませんが、ウィンフィールドは大学院トランスファーとして今シーズンすぐにプレーすることが可能です。
必ずしも強豪校からの転校生が転校先で結果を残せるとは限りません。基本的に元々いたチームから転校することを決めたのは、そのチームでプレーできなかったからか、何かしらの問題を起こしたからかのどちらかであることが多いからです。しかしダナ・ホルゴーセン(Dana Holgorsen)監督はこれまでも何人もの転校生を受け入れてきました。
ウエストバージニア大は全米レベルで見ればリクルーティングにおいて決してトップレベルではありませんが、このようにトランスファー選手を獲得することでそれを埋め合わせできているようです。現在チームには先にあげたグリアーの他にチャールズ・シムス(Charles Sims、元ヒューストン大)、クリント・トリケット(Clint Trickett、元フロリダ州立大)、カイル・ボシュ(Kyle Bosch、元ミシガン大)、レイ・ラウラーソン(Ray Raulerson、元テネシー大)、シャック・リディック(Shaq Riddick、元ガーナーウェブ大-FCSチーム)らが活躍済みですから。