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カレッジフットボール界から二人のコーチがピッツバーグスティーラーズへ

カレッジフットボール界から二人のコーチがピッツバーグスティーラーズへ

NFLピッツバーグスティーラーズはカレッジフットボール界から二人のスタッフを引き抜いたことを発表しました。

まず一人目はアラバマ大のDLコーチ、カール・ダンバー(Karl Dunbar)氏。ダンバー氏は2016年と2017年の2シーズンをアラバマ大で過ごしましたが、それ以前の9年間はミネソタバイキングス(2006年から2011年)、ニューヨークジェッツ(2012年から2014年)とNFLの世界に身を投じてきた人物でした。

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カール・ダンバー氏

もともとストレングスコーチとしてコーチングの道を歩み始めたダンバー氏は2001年と2002年にルイジアナ州立大に在籍していたことがありますが、この時のルイジアナ州立大の監督はアラバマ大の現監督、ニック・セイバン(Nick Saban)監督でした。

それにしても今オフにアラバマ大は多数のアシスタントコーチを失うことになりました。オフェンシブコーディネーターだったブライアン・デイボール(Brian Daboll)氏はバッファロービルズへ、ディフェンシブコーディネーターだったジェレミー・プルイット(Jeremy Pruitt)氏はテネシー大監督に、DBコーチのデリック・アンスリー(Derrick Anlsey)氏はコロラド州立大へ(その直後にオークランドレイダースに移籍)、アシスタントHCだったボビー・ウィリアムス(Bobby Williams)氏はオレゴン大へ、ディフェンシブアナリストだったウェス・ネイバーズ(Wes Neighbors)氏はフロリダアトランティック大へ、そしてオフェンシブアナリストだったシェー・ティエニー(Shea Tierney)氏がバッファロービルズへとそれぞれ去っていったのです。

そしてスティーラーズが起用したもう一人の人物は昨年まで3年間UCLAのディフェンシブコーディネーターを務めていたトム・ブラッドリー(Tom Bradley)氏です。UCLAは今オフ新たにチップ・ケリー(Chip Kelly)氏を新監督に起用しましたが、ブラッドリー氏はケリー監督陣営に入閣することはできませでした。そこでピッツバーグが彼に声を掛けたというわけです。

ブラッドリー氏といえばUCLAそしてその前に1年間過ごしたウエストバージニア大でのキャリアよりもペンシルバニア州立大での実績で知られていたコーチでした。同校で自身もプレーした生え抜きのブラッドリー氏は故ジョー・パターノ(Joe Paterno)元監督の下で32年間もアシスタントコーチを務め、また最後の12年間はチームのディフェンシブコーディネーターでもあったのです。2011年にパターノ氏が「サンダスキー事件」の煽りを受けて解雇された時は残りのシーズンを臨時監督としてチームを率いたこともありました。

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ペンステート時代のブラッドリー氏

ペンシルバニア州生まれのペンシルバニア州育ちであるブラッドリー氏にとってピッツバーグに合流するのは我が家に帰ってくる感じに近いものがあるでしょうね。あと彼のお兄さんで同じくペンステートでプレーしたことがあるジム・ブラッドリー氏がピッツバーグのチームドクターであることもひょっとしたら影響したのかもしれません。

ちなみにかつてペンステートでブラッドリー氏の指揮する守備体制でDBコーチを務め、昨季までタルサ大のディフェンシブコーディネーターであったブライアン・ノーウッド(Brian Norwood)氏がカンザス州立大に引き抜かれたというニュースも流れていました。

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