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2020年NFLドラフトで注目の選手たち【QB編】

2020年NFLドラフトで注目の選手たち【QB編】

御存知の通り今や全世界中で猛威を奮っているコロナウィルスによるパンデミック。アメリカもこの影響でその殆どのスポーツイベントが中止に追い込まれていますが、今月末に行われる予定のNFLドラフトは無観客ではありますが今の所開催される予定となっています。

4月23日(第1日目):第1巡目
4月24日(第2日目):第2巡目&第3巡目
4月25日(第3日目):第4巡目〜第7巡目

実際のところ現地ではコロナウィルスのせいでそれどころではない感がプンプンしていますが、一方で言えばライブスポーツが見れない現時点でNFLドラフトはスポーツに関連する最も旬な話題であることは確かです。というわけで今回から数回に渡り当サイトでも昨年カレッジ界で活躍した選手たちがNFLドラフトでどのチームに引っこ抜かれるのかを検証すべく今年の注目選手たちをサクッと見ていきたいと思います。

まずは手始めに今回はQBにスポットライトを当ててみます。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

ジョー・バロウ(ルイジアナ州立大)

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言わずとしれた昨年度のハイズマントロフィー受賞選手であるジョー・バロウ(Joe Burrow)。どのチームを持ってしても倒すことの出来なかったルイジアナ州立大の中心的存在でQBとして数々の新記録を樹立しただけでなく、チームのリーダーとして君臨。

フットボール選手としての頭脳はピカイチでありディフェンスを読む能力に非常に長けています。腕力があるというわけではありませんが、ポケットの外からでも正確にパスを放ることができます。また意外と機動力もあったりします。

その能力を開花させたのが昨年度のみという小さなサンプルサイズではありますが、今年のQB候補界隈ではトップ選手であることは間違いありません。


トゥア・タガヴァイロア(アラバマ大)

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過去2年間アラバマ大で先発を張ったQBトゥア・タガヴァイロア(Tua Tagovailoa)。パスの精度はバロウと同等かそれ以上。特にロングボールの正確さは別格です。機動力も十分ありますが基本的にはポケットパサー。それだけに汎用性は十分です。

2年前にはハイズマントロフィー最終候補に選ばれ、昨年度も開幕時からトロフィーレースでトップを走っていました。しかし昨年はご存知かと思いますが大腿関節に選手生命に関わりかねる大怪我を負いました。回復具合はすこぶる良いようですが、2018年と2019年に2度に渡って足首に手術を要する怪我を負っており、健康状態がネックとされています。

ジャスティン・ハバート(オレゴン大)

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2年前から既にドラフトトップ候補と謳われていたオレゴン大のジャスティン・ハバート(Justin Herbert)。6フィート6インチ(約198cm)というNFL級の身長に今季のQB陣の中でも随一の投力を持つ逸材。ポケットでもしっかりと我慢ができ、それが崩れても自身の足で窮地を脱することが出来るここ最近のNFLのオフェンスのトレンドで重宝しそうな選手です。

ただ大学時代は期待されていたような大活躍する姿を拝むことは出来ず、プレーにムラがあるのが難点。大舞台で結果を出せないことにも多少の不安を感じずにはいられません。

ジョーダン・ラブ(ユタ州立大)

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ユタ州立大という「グループオブ5」出身ながらここまでのドラフトのプロセスの中で株を大きく上げてきたQBがこのジョーダン・ラブ(Jordan Love)。現役時代の露出度は高くありませんでしたが、肩の力、ロングボールでの絶妙なタッチ、身体能力の高さは上に挙げた大御所出身の選手にも十分立ち向かえるほどです。

ただその出身チームゆえ現役時代に対戦してきた相手がそこそこ程度であったことは否めず、上のレベルのディフェンス相手にどれだけやれるのかは未知数。ですが個人的にはかつてのコリン・キャパニック(Colin Kaepernick、元ネバダ大)的な匂いがするダークホース的存在です。

ジェイレン・ハーツ(オクラホマ大)

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アラバマ大とオクラホマ大を渡り歩いたカリスマ性抜群のジェイレン・ハーツ(Jalen Hurts)。昨年はオクラホマ大をプレーオフに導きハイズマントロフィーレースで最終候補に残りました。

アラバマ大で懸念されたパサーとしての能力はオクラホマ大でリンカーン・ライリー(Lincoln Riley)監督の指導下で劇的に向上。もともとラッシャーとしても非常に高い能力を誇っておりRBとしても起用価値はあると思われますが、今の所QBとして勝負している模様。

既出のQBたちに比べると総合的にみて劣ると見られていますが、個人的には応援したくなる選手です。

その他の候補者たち

ジェイコブ・イーソン(Jacob Eason、ワシントン大)
ジェイク・フローム(Jake Fromm、ジョージア大)
アンソニー・ゴードン(Anthony Gordon、ワシントン州立大)
ブライアン・レウワーキ(Brian Lewerke、ミシガン州立大)
ブライス・パーキンス(Bryce Perkins、バージニア大)
コール・マクドナルド(Cole McDonald、ハワイ大)
スティーヴン・モンテーズ(Steven Montez、コロラド大)
ネイト・スタンリー(Nate Stanley、アイオワ大)
シェイ・パターソン(Shea Patterson、ミシガン大)
ケリー・ブライアント(Kelly Bryant、ミズーリ大)

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