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ひょっとしたらキフィン氏が・・・

ひょっとしたらキフィン氏が・・・

昨シーズン中ルイジアナ州立大では当時監督であったレス・マイルズ(Les Miles)氏が解雇され、ディフェンシブラインコーチであったエド・オルジェロン(Ed Orgeron)氏が臨時ヘッドコーチに就任してシーズンを乗り切りました。シーズン終了間際にはオルジェロン氏が正式に監督に就任することが決定し、ルイジアナ州立大は晴れてオルジェロン体制下再出発することになったのです。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

オルジェロン監督が就任すると途端に彼は新オフェンシブコーディネーターに当時アラバマ大OCであったレーン・キフィン(Lane Kiffin)氏をヘッドハントするのではないかと言う噂が立ちました。当時これは噂でしかありませんでしたが、今月初めのインタビューでこれが実は噂ではなく本当の話であったことが明らかになりました。しかもオルジェロン監督もキフィン監督(現フロリダアトランティック大監督)双方が認めたのです。

キフィン氏は2009年にテネシー大のヘッドコーチに就任した際に当時NFLニューオーリンズセインツでコーチをしていたオルジェロン氏を招聘。そして1年後にキフィン氏がサザンカリフォルニア大(USC)へと移って行った時もオルジェロン氏を共に引き連れて行きました。そして2013年にキフィン氏がUSCから解雇されるとその代役としてオルジェロン氏が臨時監督を務めたと言う経緯があります。

このようにテネシー大時代から繋がりがある二人ですから、オルジェロン監督がルイジアナ州立大を率いることになった時、彼はキフィン氏にOCを任せたいと本気で思っていたようです。

キフィン氏は以下のように語っています。

「ルイジアナ州立大ならば多くの勝ち星を奪うことができたでしょうし、そのほかにもたくさんのポジティブな側面を持っていました。そして多くの良い選手たちが2017年度にも帰ってくる。特にRB(デリウス・ガイス/Derrius Guise)は魅力でした。アラバマ大でもデリック・ヘンリー(Derrick Henry)と言うRBを擁し彼はハイズマントロフィーも受賞しましたが、ガイスもヘンリーと同じ道を辿ることができると思ったのです。だから(LSU行きは)非常に興味深い話でした。」

そしてその後日オルジェロン氏もこう語りました。

「我々はレーン・キフィンに目をつけていました。彼はあと少しで我々に合流するところまで話が付いていたのです。でもその前に彼は(フロリダアトランティック大での)監督の仕事を引き受けたんです。」

アラバマ大でのOCの仕事はその地位とサラリーからいえば全米でもトップクラスのポジションですが、キフィン氏はニック・セイバン(Nick Saban)氏の下でコーチングすることに限界を感じていたようで、アラバマ大から出る心は決まっていたようです。ルイジアナ州立大の話の前にはヒューストン大の新監督就任の話も上がっていましたが、これもおじゃんになっていました。ルイジアナ州立大でOCに就任していたら、ひょっとしたらフロリダアトランティック大より多いサラリーを約束されていたかもしれませんが、それを蹴りキフィン氏は中堅チームでも監督に就任することを選んだのです。

ただ、もしキフィン氏がルイジアナ州立大のOCに就任していたら、彼らとアラバマ大との試合が否応無しに注目されたことでしょうから、それが見れないのは残念ですが。ちなみにオルジェロン監督はOCにピッツバーグ大マット・カナダ(Matt Canada)氏を指名しましたが、今のところカナダ氏率いる攻撃陣の出来には満足しているようです。

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