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フリスコボウルレビュー

フリスコボウルレビュー

オハイオ大27、サンディエゴ州立大0

アメリカのプロサッカーリーグ(MLS)であるFCダラスの本拠地、トヨタスタジアムで行われたフリスコボウル。今年のマッチアップはMAC(ミッドアメリカンカンファレンス)のオハイオ大MWC(マウンテンウエストカンファレンス)のサンディエゴ州立大とのマッチアップとなりましたが、スコアを見ればお分かりの通りオハイオ大の圧勝となりました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

オハイオ大の監督はフランク・ソリッチ(Frank Solich)監督。彼は元は生粋のネブラスカ大出身人物で現役はFBとして活躍。そしてコーチとしても同大のレジェンドであるトム・オズボーン(Tom Osborne)元監督に師事し、彼が引退した1998年からは監督として活躍。1999年にはチームを12勝1敗に導きBig 12カンファレンスを制覇し、自身は年間最優秀監督賞であるベアー・ブライアント賞を獲得。その後もそれなりの成績を残しましたが、2003年に9勝を挙げたのにも関わらずネブラスカ大の高すぎるハードル(=全米制覇)を超えられず解雇されてしまいます。

この解雇劇に大変ショックを受けたのを今も覚えていますが、その1年後となる2005年、ソリッチ監督はミッドメジャー(中堅レベル)のオハイオ大の監督に就任。オハイオ大にとってはとんでもない大物がやってきたと大騒ぎになりましたが、ここまでソリッチ監督率いるオハイオ大は4度の地区制覇を達成するも未だMACタイトルを獲得するには至っていません。

しかし1978年からオハイオ大を率いてきたどの監督も通算戦績で勝ち越すことができなかった中、ソリッチ監督はこのフリスコボウルまで104勝75敗としっかりと勝ち越し、オハイオ大フットボール部史上で3人目となる三桁勝利監督となっています。チームもここ4年間で連続8勝以上のシーズンを送っており、今季で14年目となったソリッチ監督はオハイオ大で確実にレジェンドとなる道を辿っています。

そんなオハイオ大ですが、正直筆者は彼らの試合をまともに見る機会はなく、そういった意味ではこの中堅ボウルゲームであるフリスコボウルは私のように彼らの試合を見たことがない多くのファンにとっていいチャンスとなったと思います。

ソリッチ監督はネブラスカ大時代、当時の彼らの代名詞でもあるトリプルオプションを引き継いで使っており、オハイオ大にやってきた当初もオプションフットボールを軸にしていたことは覚えていますが、今回フリスコボウルを見て彼のオフェンスはすっかり現代風に様変わりしていたことに少々驚きました。

試合はRB A.J.オウレット(A.J. Ouellette)が164ヤードを足で稼ぎ、QBネイサン・ローク(Nathan Rourke)も44ランヤードに2TD、パスでも206ヤードに1TDとバランスのとれた攻撃陣とサンディエゴ州立大のトータルオフェンスを287ヤードに抑え、特に前半はサンディエゴ州立大にたったの67ヤードしか与えないという守備力で相手を圧倒。

サンディエゴ州立大のロッキー・ロング(Rocky Long)監督は68歳、そして74歳のソリッチ監督は先頃カンザス州立大の78歳のビル・シュナイダー(Bill Snyder)監督が引退したためFBSレベルで最長老監督となり、名伯楽同士の戦いは結局ソリッチ監督に軍配が上がりました。試合後その事について尋ねられたソリッチ監督は「私にはまだ十分な気力があるし、自分が最高齢のコーチという感覚は全くありません。少なくとも今夜はね。」と述べていました。

多くの札束が飛び交い、メディアの注目度も高い上のレベルのチームたちばかりがとりだたされる昨今のカレッジフットボール界ですが、ソリッチ監督のような敏腕コーチが中堅レベルでチームを長い事率いているのを見るのは非常に新鮮ですね。

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