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2023年度APオールアメリカン

2023年度APオールアメリカン

レギュラーシーズンを通して活躍した選手たちの中からベストメンバーとして選ばれた選手たちを「オールアメリカン」と呼びます。簡単に言えばオールスターとか選抜とかそんな感覚ですが、特に格式高いAP(Associated Press)が定めたオールアメリカンの面々が先日発表されましたのでそれをご紹介します。

APオールアメリカンはAPランキングの投票権のある18名によって選ばれました。その中でもファーストチーム(1軍)にはSEC(サウスイースタンカンファレンス)から9人(最多)が選出。それを追うのが6人のBig Tenカンファレンス、4人のPac-12カンファレンス、3人のBig 12カンファレンスACC(アトランティックコーストカンファレンス)、MAC(ミッドアメリカンカンファレンス)、サンベルトカンファレンスがそれぞれ1人ずつ、そしてインディペンデント(独立校=ノートルダム大)が2人選ばれました。SECの強さが光ります。

そんな中でもアラバマ大は1軍チームに最多となる3人を送り出したチーム。LBダラス・ターナー(Dallas Turner)、DBクール・エイド・マッキンストリー(Kool-Aid McKinstry)、テリオン・アーノルド(Terrion Arnold)がその選手たちですが、どれもディフェンスの選手となっています。

また今回のオールアメリカンには非常に多くの4年生以上のベテラン選手が顔を連ねました。

大学のプレー資格は通常4年間ですが、レッドシャツルールの改正(4試合までなら試合に出場してもプレー資格を温存できる)と新型コロナウイルスのパンデミックの特例(2020年度シーズンに在籍していた全選手に無条件でもう1年プレー資格が授与された)ことで4年以上試合に出場する選手が増えました。そして今回のオールアメリカンの顔ぶれを見るとそういった経験豊富な選手が多数選ばれたのです。

5年目以上の選手で言えば、例えばQBジェイデン・ダニエルズ(Jayden Daniels、ルイジアナ州立大)、RBコディ・シュレイダー(Cody Shrader、ミズーリ大)、LBペイトン・ウィルソン(Payton Wilson、ノースカロライナ州立大)、OGクーパー・ビーブ(Cooper Beebe、カンザス州立大)、DLライアトゥ・ラトゥ(Laiatu Latu、UCLA)、DEジェイレン・グリーン(Jalen Green、ジェームスマディソン大)、DTテヴォンドレ・スウェット(T’Vondre Sweat、テキサス大)などが挙げられます。

彼らを含めて合計25選手が5年目無いし6年目の選手だったことを考えれば、やはり経験はものを言うことが浮かび上がってきます。

一方で1年生ながらオールアメリカンに選ばれたと言う、将来有望な選手も2人います。

1人目はアラバマ大のSケイレブ・ダウンズ(Caleb Downs)そしてもう1人目はパデュー大所属でダウンズと同じSのディロン・シエンメン(Dillon Thieneman)。今後の彼らの活躍に注目です。

またディフェンスではCBとSの他にDBという枠が増えました。近年カレッジでよく見られるようになった「ローヴァー」というポジションに当てはまるとえるでしょうか。(ローヴァー/RoverとはLBとSのハイブリットのようなポジション)

オールアメリカン一覧

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