概要
通称:Pac-12(パックトゥエルブ)
創設:1915年
アメリカ西海岸に存在するカンファレンス。土地柄なのか賢い大学が多いです。このカンファレンスも他のパワー5カンファレンスに勝るとも劣らぬ強豪チーム揃い。日本におけるカレッジフットボールの放映はPac-12の割合が多いらしいので日本のファンの方にはなじみが深いチームも多いのではないでしょうか?
所属チーム
[mpaper title=”北地区(North Division)”]カリフォルニア大 | |
オレゴン大 | |
オレゴン州立大 | |
スタンフォード大 | |
ワシントン大 | |
ワシントン州立大 |
アリゾナ大 | |
アリゾナ州立大 | |
コロラド大 | |
ユタ大 | |
UCLA | |
サザンカリフォルニア大 |
加盟チーム遍歴
[mpaper title=”1915年:4チーム”]
現在のPac-12という名を冠するまでこのカンファレンスは何度か名前を変えていますが、オリジナルは1915年にカリフォルニア大、オレゴン大、オレゴン州立大(当時はオレゴン農業カレッジ)、ワシントン大の4校が集まってパシフィックコーストカンファレンスを発足。
[/mpaper] [mpaper title=”1917年:5チーム”]ワシントン州立大が加入。
[/mpaper] [mpaper title=”1918年:6チーム”]ワシントン州立大に続き西の名門・スタンフォード大もパシフィックコーストカンファレンスに合流。
[/mpaper] [mpaper title=”1922年:8チーム”]さらにサザンカリフォルニア大とアイダホ大も参戦して合計8チームに。
[/mpaper] [mpaper title=”1924年:9チーム”]モンタナ大が加入。
[/mpaper] [mpaper title=”1928年:10チーム”]UCLAが加入。10チームに。
[/mpaper] [mpaper title=”1950年:9チーム”]モンタナ大が脱退。30年以上ぶりに9チームに減少。
[/mpaper] [mpaper title=”1959年:5チーム”]1956年にカリフォルニア大、サザンカリフォルニア大、UCLA、ワシントン大が選手に金銭を授与していたというスキャンダルが明るみになり、その調査の結果1959年にパシフィックコーストカンファレンスは消滅してしまいます。これに先駆けてこの4チームにスタンフォード大を加えた5チームが新たなカンファレンスを立ち上げることを画策。結果1959年にAAWU(Athletic Association of Western Universities)をこの5チームで結成。当時はBig Fiveと呼ばれるようになりました。
[/mpaper] [mpaper title=”1962年:6チーム”]元パシフィックコーストカンファレンスのメンバー、ワシントン州立大がAAWUに合流。通称もBig Sixに変更されることになりました。
[/mpaper] [mpaper title=”1978年:10チーム”]ウエスタンアスレティッックカンファレンス(WAC)からアリゾナ大とアリゾナ州立大が加入。これで所属チーム数が10となり、それに伴いカンファレンス名もPac-10に。
[/mpaper] [mpaper title=”2011年:12チーム”]Pac-10として30年以上がたった2011年、全米に吹き荒れるカンファレンス拡張の動きに 押されるようにしてBig 12からコロラド大、WACからユタ大を取り込み現行の12チームに。これによりカンファレンスは二地区制を採用し、北地区と南地区に二分されシーズン最後にカンファレンス優勝決定戦を行うようになりました。
[/mpaper]Pac-12出身のナショナルチャンピオン
サザンカリフォルニア大 | 11回(1928、1931、1932、1939、1962、1967、1972、1974、1978、2003、2004) |
カリフォルニア大 | 5回(1920、1921、1922、1923、1937) |
ワシントン大 | 4回(1960、1984、1990、1991) |
アリゾナ州立大 | 2回(1970、1975) |
スタンフォード | 2回(1926、1940) |
UCLA | 1回(1954) |
最近10年間のPac-12チャンピオン
2018年 | ワシントン大 |
2017年 | サザンカリフォルニア大 |
2016年 | ワシントン大 |
2015年 | スタンフォード大 |
2014年 | オレゴン大 |
2013年 | スタンフォード大 |
2012年 | スタンフォード大 |
2011年 | オレゴン大 |
2010年 | オレゴン大 |
2009年 | オレゴン大 |