アトランティックコーストカンファレンス(ACC)は米スポーツ専門局ESPNとタッグを組み自身のメディアネットワークを立ち上げる予定だというニュースが飛び込んできました。
ACCとESPNの放映権の契約は2026年まで有効ということですが、SECとBig Tenカンファレンスがそれぞれ独自のネットワークをスタートさせたことでACCにも同じものが必要だと議論されてきました。
このメディアネットワークが誕生するのは2019年になると言われていますが、そうなるとESPNとの契約は2036年まで延長されることになるそうです。
ACCが独自のネットワークを構築する必要性は2012年にノートルダム大のフットボール以外のすべてのスポーツがACCに加入したことによって大きく加速してきました。さらに今年ACCのメンバーであるシラキュース大の体育局長にESPNの元役員であるジョン・ワイルドハック氏が就任したこともこの議論に拍車をかけてきました。
契約の内容などは明らかにされていませんが、独自のネットワークを持つことによりカンファレンスのブランド力を上げ、SECやBig Tenに負けない資金力をつけることができるでしょう。やっぱりいつの時代もお金がものをいうということでしょうか。