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クレムソン大DLコーチブルック氏が引退へ

クレムソン大DLコーチブルック氏が引退へ

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ベースボール・マガジン社 (編集)

2016年度の全米王者に輝いたクレムソン大。シーズン後には卒業だけでなくNFLの早期ドラフト入りのためにチームを離れる選手たちが多くいる事が明らかになりましたが、そんな中ヘッドコーチのダボ・スウィニー(Dabo Swiney)監督は選手の抜けた穴の心配だけでなく彼の重要なコーチングスタッフの一人を失うことに直面することになりました。

8年前スウィニー監督がヘッドコーチに就任して以来のスタッフであるアソシエイトヘッドコーチ(副監督、監督補佐のようなもの)でDLコーチのダン・ブルックス(Dan Brooks)氏がこの度コーチ業から引退することがわかりました。

ブルックス氏の指導の下クレムソン大ディフェンスは最近4年間だけ見るとFBSでトップとなる510ものタックルフォーロス(相手選手を後進させたタックル)に180ものQBサックを浴びせ続けてきました。また彼がコーチしたDLプレーヤーのうち7選手がNFLドラフトで第1巡に選ばれました。トータルでも30名の彼の「弟子」たちがプロの世界へ飛び立っていったのです。これだけ見てもブルックス氏がいかに優れたポジションコーチであったかがわかると思います。

65歳になるブルックス氏としては悲願のナショナルタイトルを獲得し有終の美を飾ることになりました。しかもAFCA(アメリカンフットボールコーチ協会)が選ぶ最優秀アシスタントコーチ賞も受賞し、彼にしてみれば「我がコーチング人生に悔いなし」といったところでしょう。来シーズン連覇を狙うスウィニー監督率いるクレムソン大としてはブルック氏の後任選びは大仕事となりそうです。

 

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