先日ベイラー大から解雇された元ヘッドコーチ、アート・ブライルス(Art Briles)氏ですが、解雇のされ方を巡る訴訟で二転三転したもようです。
元ベイラー大監督、アート・ブライルス氏
所属選手が性的暴力を働き、それをかばうかのような行動をしていたとして解雇されたブライルス氏でしたが、この解雇が不当なものだとしてブライルス氏はベイラー大を相手取って訴訟を起こす構えを見せていました。しかし報道に寄れば双方が和解の方向で動き出したと言うことです。
ブライルス氏側は自身がベイラー大のスケープゴートとして利用され解雇されたとしていました。和解の内容は明らかにされていませんが、巨額の契約金を残したまま解雇された為、金銭面で何らかの折り合いがつけられたと想像されます。
ブライルス氏に罪があったかなかったかは今のところ分かりませんが、どちらにしても高い手腕でベイラー大をスターダムにのし挙げ、自身の株もがっつりと上がっていた氏がカレッジフットボール界に戻ってくるのには少し時間がかかりそうです。