今シーズン臨時ヘッドコーチとしてイリノイ大を率いてきたビル・キュビット(Bill Cubit)コーチですが、先週正式にヘッドコーチに任命され2年契約を結びました。
「ビルは(シーズン直前に前ヘッドコーチが解雇され)大変な状況で臨時ヘッドコーチを任されたのにもかかわらず、8月以来大変素晴らしい働きでチームをここまで率いてくれました。選手たちもそれに応えてくれて、我々としても彼にヘッドコーチとしてチームを任せたいと決めたのです」とイリノイ大臨時体育局長(AD)ポール・コワルズィック(Paul Kowalczyk)は話しました。
この発表は土曜日のノースウエスタン大戦直前に発表され、結局この試合には敗れ戦績は5勝7敗と負け越しはしましたが、チームの信頼を得て晴れて正式にヘッドコーチとなりました。彼のサラリーは年間120万ドル(約1億2000万円)と言われています。
キュビット氏は2013年にオフェンシブコーディネーターとしてイリノイ大に就任。ヘッドコーチとしては過去にウィデナー大(NCAA3部)で34勝18敗1分け、ウエスタンミシガン大で51勝46敗とトータル90勝70敗1分けのレコードを保持しています。
イリノイ大は2007年に9勝4敗でローズボウルに出場して以来際立った成績を残せていません。キュビット氏が救世主となるでしょうか。