ルイジアナ州立大QBのブランドン・ハリス(Brandon Harris)がこの度チームを出て転校することが明らかになりました。学位を既に取得しているハリスは大学院トランスファーということで転校先で来季から直ぐにプレーする事が可能となります。
ルイジアナ州立大のエド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督はハリスに無条件で転校先を選ぶことを許しましたので彼は好きなチームに誰からも咎められることなくトランスファーしていくことができるようになりました。これはオルジェロン監督の粋な計らいとも取れますが、どちらかというと例えはハリスがライバルであるミシシッピ大やアラバマ大に転校して直接ルイジアナ州立大の敵となっても構わないというメッセージでもあり、それは間接的にハリスが自らの脅威になり得るような選手ではないと言っているも同然です。
2015年度シーズンに先発QBを任されたハリスはトータル2158パスヤード(パス成功率53.6%)、13TD、6INTという良くも悪くも無い並の成績を残していました。そして昨シーズン、再び開幕先発QBに指名されますが、ウィスコンシン大戦で苦戦。131パスヤードに1TD、2INTと冴えずチームも敗戦を喫してしまいます。結局この試合の後には先発の座を降ろされ、その後は彼のプレーする姿はほぼ見られなくなりました。
ハリスの転校先がどこになるのかは今のところ明らかにされていません。