先日ケンタッキー大が自身のスタジアムの命名権をクローガー(スーパーマーケット)に売却したニュースを紹介しましたが、西海岸の雄・サザンカリフォルニア大(USC)もそれに追随する動きを見せています。
「スポーツビジネスジャーナル」の報道によると、USCのホームスタジアムとして1923年から愛用されてきたロサンゼルスメモリアルコロシアムがこの度アメリカの大手エアーライン、ユナイテッドエアーウェイズにスタジアムの命名権を売却したことが判明しました。そのお値段は15年契約で7000万ドル(約70億円)以上と言うから驚きです
USCは現在大掛かりなスタジアムの改修 作業を行っており、今回の命名権売却でえられる大金はその補修費に大いに役立つ事でしょう。
今のところコロシアムの名前がどうなるかは分かっていませんが、歴史ある施設ゆえに「メモリアルコロシアム」というパートは引き続き使われるという事です。
ちなみに昨年セントルイスからロサンゼルスにフランチャイズを移したNFLのロサンゼルスラムズは新スタジアム(ロサンゼルススタジアム)が完成するまでこのメモリアルコロシアムを使わせてもらっています。オリジナルの契約では2018年まで仮使用させてもらうということでしたが、ロサンゼルススタジアムの工事が遅れているため2019年までUSCとラムズがコロシアムを兼用するということです。