プレシーズンAPランキング発表!

プレシーズンAPランキング発表!

2017年度シーズン開幕が刻一刻と迫る中、ようやくプレシーズンAPランキングが発表されました。コーチたちが投票する「Amway/USA Today コーチランキング」はすでに発表済みですが、スポーツライターたちが投票する「APランキング」がいよいよ開示され、あとはシーズン開幕を迎えるのみとなりました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

全米ナンバーワンを決めるのはカレッジフットボールプレーオフ(CFP)の勝者ですが、それまでは数々の方法で全米トップチームを選出してきました。その中で長いこと全米チャンピオンを決定する重要なランキングがAPランキングでした。

【参考記事】ナショナルチャンピオン

当サイトではCFPランキングが発表されるまではこのAPランキングをメインのランキングとして活用しています。それでは発表されたばかりのランキングを少し見ていきましょう。

フルリストはこちら

今季栄えあるプレシーズンナンバーワンを獲得したのはアラバマ大。トップ票の得票数も61票中52票を集めダントツで1位に輝きました。昨年もプレシーズンでナンバーワンに選ばれておりこれで2年連続ということになります。ナショナルタイトル獲りはここから始まります。

2位につけたのはオハイオ州立大。今季はBig Tenカンファレンスの優勝候補にもあげられている彼らは昨年出場したプレーオフでは屈辱の完封負けをクレムソン大から喰らいました。今年こそは全米のてっぺん目指して開幕を迎えることでしょう。

3位はACCのフロリダ州立大です。2015年度と2016年度のカンファレンスタイトルはクレムソン大に譲りましたが、今年はフロリダ州立大がカンファレンスの栄冠を取り戻すであろうという予想でしょうか。彼らは開幕戦で1位のアラバマ大と対戦します。

昨年シーズンを追うごとに調子を上げて最終ランキングで3位にまで登ってきたサザンカリフォルニア大がプレシーズンランクで4位に食い込んできました。ハイズマントロフィー候補QBサム・ダーノルド(Sam Darnold)を従えて王国復活を目指します。

ディフェンディングチャンピオンのクレムソン大は少々順位を落として5位にランクイン。多くの主力選手を失った割に5位という評価を得たのはチームとしての総合力が優れているからなのでしょう。

6位には昨年のBig Tenチャンピオンであるペンシルバニア州立大がきました。昨年の快進撃のおかげで今年彼らにかかる期待度は桁外れです。その期待に再び応えることができるでしょうか?

7位にランクインしたのはオクラホマ大です。今季は過去18年間に渡りチームを率いたボブ・ストゥープス(Bob Stoops)氏の引退後初のシーズンとなり、新監督リンカーン・ライリー(Lincoln Riley)氏の手腕に注目が集まります。

昨年大躍進を遂げてPac-12カンファレンスを制しCFPにまで進出を果たしたワシントン大が8位に。4位のサザンカリフォルニア大とカンファレンスのタイトルを争う図式が早くも出来上がっています。

9位にはBig Ten西地区の雄・ウィスコンシン大です。2012年度以来のカンファレンスタイトル、更には悲願のCFP進出を狙うには非常に好位置と言えます。

トップテン最後の10位にはBig 12カンファレンスのオクラホマ州立大が滑り込みました。毎年強豪チームを世に送り出しているものの、もう一皮剥けたいオクラホマ州立大ですが前述の通りライバルのオクラホマ大で監督交代劇がありましたから、オクラホマ州立大にとってはBig 12の盟主となるにはまたとないチャンスです。

11位には昨年のチームから多くの戦力を失ってしまったミシガン大、12位にはベイラー大からの転校生QBジャレット・スティッドハム(Jarrett Stidham)を迎えてシーズンに備えるアーバン大、13位にはエド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督体制下で初のフルシーズンを迎えるルイジアナ州立大、14位にはここ近年Pac-12で猛威を振るってきたスタンフォード大、そして15位にはカービー・スマート(Kirby Smart)監督2年目となるジョージア大がそれぞれ顔を連ねました。

その後続には昨年のハイズマントロフィー受賞者ラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)を擁するルイビル大(16位)、フロリダ大(17位)、マイアミ大(18位)、サウスフロリダ大(19位)、カンザス州立大(20位)が続いています。

そして最後の5チームはバージニア工科大(21位)、ウエストバージニア大(22位)、テキサス大(23位)、ワシントン州立大(24位)、テネシー大(25位)となっています。昨年5勝7敗という結果ながらテキサス大がランクインできたのはひとえに新監督のトム・ハーマン(Tom Herman)氏への期待度の高さゆえでしょう。彼らの真価が試されるところです。

ちなみにランキングで常連であるテキサスクリスチャン大ノートルダム大オレゴン大テキサスA&M大ミシガン州立大らは皆ランクインを逃しました。ですがプレシーズンランキングなんてものはライターやメディアがそれぞれのチームを勝手に分析して決めたものですから、あまりあてにはなりません。もちろん上の方にランクされていた方が後々得することもありますし、またその逆で下の方にいた方が上が崩れてきたときに有利となるということもあります。

どちらにしても主要ランキングのプレシーズンランクが発表され、いよいよ開幕を待つばかりとなりました。楽しみですね!!

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