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2022年NFLドラフトで注目の選手たち【OL編】

2022年NFLドラフトで注目の選手たち【OL編】

2022年のNFLドラフトまであと4週間を切りました。今年はネバダ州ラスベガス市で行われます。もともとラスベガスは2020年のNFLドラフト会場として決まっていましたが、新型コロナのパンデミックで2020年のドラフトはバーチャルで行われました。ということで今回が史上初のラスベガスでのNFLドラフト開催となります

  • 4月28日(第1日目):第1巡目
  • 4月29日(第2日目):第2巡目&第3巡目
  • 4月30日(第3日目):第4巡目〜第7巡目

QB、RB、WR/TEに続くポジション別の注目選手を紹介する第4回目はOL陣に焦点を当て、注目選手たちをサクッと浅く(笑)見ていきたいと思います。

関連記事2022年NFLドラフトで注目の選手たち【QB編】
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ベースボール・マガジン社 (編集)

アイキム・イクウォヌ(ノースカロライナ州立大)


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2010年以来ノースカロライナ州立大では初となる1年生でLTを任されたのがこのアイキム・イクウォヌ(Ikem Ekwonu)。今シーズンは出だしこそそこまで名前が取りだたされることはありませんでしたが、シーズンをこなす中でその存在感を発揮。現在のところファーストラウンダー、もしくはOLとしてはトップ選手としてドラフトされるのではないかとも言われています。

2021年度はシーズン通して許したQBサックは3つ、QBヒットはゼロ。一方で犯したペナルティーは4つと非常に安定したパフォーマンスを見せ、シーズン後にはオールアメリカン(ファーストチーム)にも選出されました。

ランブロックにめっぽう強く、大学時代はタックルだけでなくガードも務めた器用さも持ち合わせています。パスブロックに多少の伸びしろは残しているようですが、今季の目玉OLの最右翼と言えそうです。


イヴァン・ニール(アラバマ大)


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5つ星の超有望リクルートとしてアラバマ大に入部し、1年生時から先発を任されたイヴァン・ニール(Evan Neal)。大学ではその期待を裏切らない活躍を見せました。

1年生だった2019年には13試合に出場し、許したQBサックはなんとゼロとして1年生のみの選出となるフレッシュマンオールアメリカンに見事選ばれました。2年生時にはRTを任され許したQBサックは2つ。そして昨年はLTに戻り2つのQBサックにたった1つの反則(ホールディング)と、アラバマ大のOL陣の大黒柱として奮闘しました。

6フィート7インチ(約200センチ)、350パウンド(約158キロ)という超巨漢ながらそれに見合わないフットワークを持つニール。先日のアラバマ大でのプロデーでもその片鱗を見せつけました。

ニールも確実にドラフト初日に名前が呼ばれる逸材です。

【ハイライト動画】

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チャールズ・クロス(ミシシッピ州立大)


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上記のニールと同じく高校時代に5つ星の評価を受けていたのがミシシッピ州立大チャールズ・クロス(Charles Cross)。

その才能を開花させたのは昨シーズン。トータル919スナップ中サックを許したのはたったの2度きり。これを並み居る猛者が集うSEC(サウスイースタンカンファレンス)チームらを相手に演じたのですからこれは大変な評価に値します。

パスブロッキングに非常に定評のあるクロス。そのフットワーク、サイズに見合わない運動能力、そして即時に反応できる瞬発力があればプロの世界でもタックルを任されても十分にやっていけるポテンシャルを持っている選手と言えそうです。

【ハイライト動画】

ケンヨン・グリーン(テキサスA&M大)


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テキサスA&M大で1年時から3年間先発として出場し続けてきたケンヨン・グリーン(Kenyon Green)。大学時代はG(ガード)だけでなくT(タックル)もこなしましたが、NFLではGで登録されているようです。

そのパワーと身のこなしでランブロックが得意。2列目まで一気に押し込むことが出来、相手LB陣を大いに苦しめました。パスブロックがそこまで得意ではなさそうですが、Gとしてプレーするならば十分にNFLでも通用しそうな感じ。

ただ、先日行われたスカウティングコンバインでは株を下げてしまうようなパフォーマンスしか残せずそれがドラフト本番にどれくらい影響するのか気になるところです。

【ハイライト動画】

タイラー・リンダーバウム(アイオワ大)


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シーズン最優秀センター(C)に贈られるリミントン賞を獲得しそれを引っさげてドラフトに望むのがアイオワ大タイラー・リンダーバウム(Tyler Linderbaum)です。

ボールをスナップする技術はもとより、スナップ後の瞬発力の速さは一級。ラン・パスブロック両方において威力を発揮するリンダーバウムは大学1年生時からすでに超大学級Cとして注目されていました。

その技術から即戦力としても期待でき、場合によればプロボウル級の選手に成長するかもとも言われています。今ドラフトで最も動けるOLの一人とされているリンダーバウムの行く末が非常に注目されます。

【ハイライト動画】

その他の候補者たち

トレヴァー・ペニング(Trevor Penning、ノーザンアイオワ大OT)
バーナード・レイマン(Bernhard Raimann、セントラルミシガン大OG)
ダリアン・キナード(Darian Kinnard 、ケンタッキー大OT)
ニコラス・ペティト・フレアー(Nicholas Petit-Frere、オハイオ州立大OT)
ダニエル・ファレレ(Daniel Faalele、ミネソタ大OT)
ザイオン・ジョンソン(Zion Johnson、ボストンカレッジOG)
ショーン・ライアン(Sean Rhyan、UCLA OT)

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