全米トップレベルのバトル CFPセミファイナルゲームは正直いって残念な結果に終わりました。クレムソン大はオクラホマ大を、アラバマ大はミシガン州立大をまったく寄せ付けず、内容としては面白みのないゲームとなってしまいました。そのせいもあり、これらセミファイナルゲームの視聴率は昨年のものより格段と低くなっ
ディフェンシブライン クレムソン大ディフェンシブラインの強さは相手のランアタックをスクリメージラインで止めることが出来る事です。また3rdダウンや4thダウンのショートヤード下では相手のコンバージョン率は44パーセントという数字もあります。これは全米でもトップ3の数字です。 DLを束ねるのはDEシャ
クレムソン大オフェンスは基本的にスプレッドオフェンスを用い、それにQBとRBを併用したランアタックを混ぜてきます。アラバマ大が今季対峙して来た相手ではアーバン大によく似ていますが、クレムソン大のパスオフェンスの方が格段に正確です。全米11位となるトータルオフェンスが示すように、クレムソ
アラバマ大のオフェンスはごく稀に「ハリーアップオフェンス」(ノーハドルのようなものです)を仕掛けてきますが、基本はランアタック重視のプロスタイルオフェンスです。もちろんそのランアタックを担うのはハイズマントロフィー受賞RBデリック・ヘンリー。しかしやはり見逃せないのはヘンリーに道を開けるアラバマ大オ
今季のナショナルチャンピオンを決めるクレムソン大とアラバマ大との一大決戦をいよいよ3日後に控えました。ここからは時間が許す限りこの試合のプレビューをアップしたいと思います。 今回はアラバマ大のディフェンス陣を見てましょう。 このユニットはおそらく今季カレッジフットボール界で最強のユニットだと思います
転校生のニュースが続きますが・・・。 まずはパデュー大QBオースティン・アップルビーです。 4年生のアップルビーは昨年12月に学位を取得し卒業しましたが、もう1年プレー資格が残されています。その資格をパデュー大に残留して行使するのではなく、転校して新天地でプレーのチャンスを伺う模様です。転校先はSE
オクラホマ大QBトレヴァー・ナイト(Trevor Knight)がテキサスA&M大へ転校する事が発表されました。 Embed from Getty Images オクラホマ大での学位を取得後の転校となるので2016年シーズンにテキサスA&M大でのプレーが可能となります。 ナイトは20
昨年のカレッジフットボールプレーオフ(CFP)準決勝戦のTVレーティング(日本で言う視聴率のようなものです)は非常によいものでしたが、今年のそれは目を覆いたくなるような結果となってしまいました。
今季のボウルシーズンもナショナルチャンピオンシップを残すだけとなりました。 今年は実に40試合ものボウルゲームがスケジュールに組まれ、良いゲームもそうでないゲームもありましたが、今年の全日程もあと1週間で終わろうとしています。ここでここまでのゲームを通して感じた事を5つばかり挙げてみようと思います。
NCAAの定める禁止薬物(PED)選手の疑いで1年間の出場禁止の制裁を受けたフロリダ大QBウィル・グリアー(Will Grier)でしたが、この度フロリダ大を去る事を決意しました。 グリアーは今季6試合に出場。うち5試合を先発QBとしてプレーし当時全勝だったチームに大きく貢献。しかしグリアーが薬物検
ボウルシーズンもいよいよ佳境に入り、残す試合数も僅かとなりました。大晦日には2つのCFP準決勝戦が行われ、クレムソン大、アラバマ大がそれぞれ勝ち上がり両校が1月11日のナショナルチャンピオンシップゲームで激突する事が決まりました。 年末年始でなかなか時間が取れず、タイムリーにボウルゲームの結果などを
コットンボウル:CFP準決勝戦第2試合 ミシガン州立大 0 38 アラバマ大 CFP準決勝戦第2戦目のアラバマ大対ミシガン州立大の一戦はテキサス州ダラスで行われたコットンボウルにて争われました。ミシガン州立大ヘッドコーチ、マーク・ダントニオ監督はアラバマ大ヘッドコーチ、ニック・セイバン監督がミシガン
オレンジボウル:CFP準決勝戦第1試合 オクラホマ大 17 37 クレムソン大 CFP準決勝戦第1戦、オレンジボウルで行われた全米1位のクレムソン大と同4位のオクラホマ大との一戦。オクラホマ大ディフェンスがクレムソン大のパワーオフェンスをどこまで押さえられるかが焦点となりました。 前半はオクラホマ大
ミシガン大ウルブリンズ(9勝3敗、6勝2敗 Big Ten) 昨シーズン、前ヘッドコーチ、ブレディ・ホーク氏に指揮されたミシガン大は非常に稀であるボウルゲーム出場を逃すと言う失態を犯してしまいました。今季新監督として就任したミシガン大出身のジム・ハーボー監督は初年度にも関わらず9勝3敗という嬉しいサ
オクラホマ大 スナーズ 戦績:11-1 (7-1) Big 12 12月31日午後4時キックオフ(ET) クレムソン大 タイガース 戦績:13-0 (9-0) ACC 平均ヤード 今季の記録 平均ヤード 307.9 (18th) パスオフェンス 288.5 (24th) 235.0 (
ミシガン州立大 スパルタンズ 戦績:12-1 (8-1) Big Ten 12月31日午後8時キックオフ(ET) アラバマ大 クリムソンタイド 戦績:12-1 (8-1) SEC 平均ヤード 今季の記録 平均ヤード 236.1 (51st) パスオフェンス 214.3 (73rd) 1
FCSのフォーダム大(ニューヨーク州ブロンクス)のヘッドコーチ、ジョー・モアヘッド(Joe Moorehead)氏がペンシルバニア州立大のオフェンシブコーディネーターに就任しました。 モアヘッド氏は現役時代フォーダム大でスターQBとして活躍。そしてヘッドコーチとして母校に凱旋してからフォーダム大をF
来年ピーチボウルはCFPの準決勝ゲームの1つとして開催される予定ですが、今年はお正月ボウルゲームたちの「前座」として大晦日にキックオフ。1968年以来40年近くピーチボウルという冠を被っていましたが、2006年にアメリカのファーストフードチェーン店「チックフィラ(Chick-Fil-A)」がスポンサ
サザンカリフォルニア大トロジャンズ(8勝5敗、6勝3敗 Pac-12) サザンカリフォルニア大(USC)にとって今年は山あり谷ありなシーズンでした。開幕後3勝2敗と煮え切らないスタートとなっていたUSCはシーズン途中でヘッドコーチ、スティーブ・サーキジアン(Steve Sarkisian)を解雇。こ