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2015年度シーズン

プレーオフへの道〜その6〜

プレーオフへの道〜その6〜

今週末は各カンファレンスで優勝決定戦が行われたりと、いよいよシーズンも大詰め。最新のCFPランキングを見る限りでは大筋が大分見えてきました。日曜日にはついに運命を決める最終ランキングが発表となります。それを前にどのチームにどれだけのチャンスがあるのか見てみたいと思います。

    確率 残りの試合
クレムソン大 クレムソン大  85% ノースカロライナ大
(ACCチャンピオンシップ)
今週も首位を維持したクレムソン大。残すはACCタイトル戦でのノースカロライナ大との一戦のみとなりました。勝てばプレーオフ進出当確。ノースカロライナ大は11連勝中と波に乗っていますが、クレムソン大有利と見て間違い無いでしょう。
アラバマ大 アラバマ大 90% フロリダ大
(SECチャンピオンシップ)
アラバマ大の今週末の対戦相手はフロリダ大。今季復活の兆しを見せ勝ち星を重ねてきたフロリダ大ですが、SEC優勝決定戦が手中に入ると途端にチームは不調に。先週のフロリダ州立大戦では27対2と惨敗。フロリダ大のディフェンス陣が今季の好調の原動力となっているとはいえ、アラバマ大の重量オフェンスを止められるとは思えません。またフロリダ大のさらに上をいくディフェンス力を持つアラバマ大をして、フロリダ大にチャンスがあるとは正直考えづらいです。
OU150 オクラホマ大  99% オクラホマ州立大

カンファレンスタイトルゲームのないオクラホマ大は先週オクラホマ州立大に勝利し見事Big 12カンファレンスタイトルを奪取しました。これで彼らのレギュラーシーズンは終了。あとは他のチームの行く末を見守るばかりですが、現在CFPランク3位であるオクラホマ大は試合がないため負ける事は無く、またオクラホマ州立大相手に強さを十二分に見せつけてくれたため、彼らのプレーオフ進出は99%(というか100%といってもいいくらい)当確と考えられるでしょう。

MICHST ミシガン州立大 50% アイオワ大
(Big Tenチャンピオンシップ)
先週ペンステートに圧勝して見事Big Ten東地区を制したミシガン州立大。今週末はカンファレンスタイトルおよびプレーオフ進出をかけてアイオワ大と対決です。ミシガン州立大はCFPランキング5位、アイオワ大は4位。つまり勝った方がプレーオフ進出をほぼ確実なものにするわけです。見たところゲームは五分五分と見て50%としておきます。
アイオワ大 アイオワ大 50% ミシガン州立大
(Big Tenチャンピオンシップ)
現在2チームしか残っていない全勝の一つであるアイオワ大(もうひとつはクレムソン大)。残すはミシガン州立大とのタイトルゲームのみです。上記の通りこの試合の勝者がプレーオフレースで生き残ります。これまでなかなかメディアに取り上げられてこなかったアイオワ大ですが、いよいよ全米の檜舞台で全米中のお茶の間に彼らの真の強さを知らしめるチャンスがやってきました。勝てば天国負ければ地獄。勝負はどちらに転ぶでしょうか。
スタンフォード大 スタンフォード大  30% サザンカリフォルニア大
(Pac-12チャンピオンシップ)

今週Pac-12の栄冠をかけてスタンフォード大がサザンカリフォルニア大と激突します。乱打戦が予想されるこの試合を制すればカンファレンスチャンピオンに輝きます。彼らがさらに上のプレーオフ進出を企むのであれば、さらにクレムソン大かアラバマ大のどちらか(もしくは双方)負ける事が必要になってきます。トップ4に空きができればそこでスタンフォード大、オハイオ州立大、ノースカロライナ大、フロリダ大から1チームないし2チーム選ばなければいけなくなります。スタンフォード大の強みはストレングスオブスケジュール。そのシーズンどれだけタフなスケジュールを戦い抜いて来たかを示すものですが、数々のランクチームに勝ってきたスタンフォード大のそれは高いとされています。一方弱点はかれらが既に2敗目を喫していると言うこと。例えばトップ4に空きができた場合、ストレングスオブスケジュールは高いが2敗しているスタンフォード大を選ぶか、ストレングスオブスケジュールわりと低めでも1敗しかしていないオハイオ州立大とならどっちを選ぶか、という議論になる訳です。いずれにしても微小ながらスタンフォード大にもまだ可能性が残されていると言う事です。

OhioState オハイオ州立大  35% レギュラーシーズン終了
ミシガン州立大との一騎打ちに敗れたものの、先週のミシガン大戦ではライバルに大勝。11勝1敗でレギュラーシーズンを終えました。あとはトップチームの行方を見守るだけです。カンファレンスチャンピオンシップに出場出来ないのは非常に痛いですが、彼らにも全くプレーオフ進出の可能性がない訳ではありません。前述の様にクレムソン大やアラバマ大が万が一でも負けるようなことがあればその他のチームの試合結果如何でオハイオ州立大にもチャンスが巡ってくるかもしれません。
ノースカロライナ大 ノースカロライナ大 15% クレムソン大
(ACCチャンピオンシップ)
現在11連勝中の好調ノースカロライナ大は全米首位のクレムソン大と対決を控えます。クレムソン大有利なのは変わりませんが、仮にノースカロライナ大がクレムソン大を敗る大金星を挙げたとすると、ノースカロライナ大の戦績にさらに箔がつきます。そしてアラバマ大が負け、さらにスタンフォード大も負ければノースカロライナ大にプレーオフ進出の価値があるかと言う議論が始まると思われます。彼らがプレーオフ進出する可能性は極めて低いと考えられますが、クレムソン大を倒すようなことがあれば大変面白くなります。
フロリダ大 フロリダ大  10% フロリダ州立大
*SECチャンピオンシップ
3週間前にSEC西地区を制してしまったフロリダ大はその後の3試合が非常にチグハグ。特に先週のフロリダ州立大では27対2と何とも不甲斐ない試合をしてしまい、最新CFPランクでは18位まで降下してしまいました。しかし驚くなかれ、彼らにもプレーオフ進出の可能性が残されています。キーポイントはアラバマ大とのSEC優勝決定戦。現在最強の呼び声が高いアラバマ大を倒すことが出来ればSECチャンピオンとして名乗りを上げることができます。それでも他のチームと同様にそれだけでは足りないので、同じ様にクレムソン大やらスタンフォード大やらが負けてくれなければ話になりません。むしろ他のチームが負ける事よりもフロリダ大自身がアラバマ大に勝つ事の方が可能性が低いような気がします。

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