NCAAは今年4月、トランスファールールを改正。これにより、どんな理由であろうとも、受け入れ先の大学が課す必須事項をクリアしていれば、何度でもトランスファーでき、さらに転校先ですぐさま試合に出場することができるようになりました。
トランスファー
NCAAの新トランスファールールに米司法省が物申す【オフシーズン便り#3】
最近何かと裁判沙汰を起こされて忙しいNCAAですが、今年に入ってトランスファーの新ルールに対して訴訟を起こされましたが、これになんと米司法省が介入してきました・・・。
契約途中に監督が解雇されたり監督がチームを去ってしまうと違約金としてバイアウト費が発生します。監督の入れ替わりがどんどん激しくなる中、このバイアウト費はは高騰するばかり。そんな中ミシガン大のジム・ハーボー監督のバイアウト費も・・・。
昨シーズンにベイラー大の先発QBとして活躍し、チームの12勝2敗およびBig 12カンファレンスタイトル獲得に大きく貢献したゲリー・ボハノン(Gerry Bohanon)がこの度アメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)所属のサウスフロリダ大に転校することが明らかになりました。
今季もレギュラーシーズンは残すところあと約1ヶ月。振り返れば9月までの1ヶ月と比べるとかなり勢力図が変わった10月。そこでここでは11月の激戦を前にそれぞれのチームがどのような10月に4週間を戦い抜いたのかを振り返り10月の通信簿を独自につけていきます
September to Remember 【9月の通信簿】
2021年度シーズンは早くも10月に突入しましたが、開幕からここまでに行われた試合などを通して9月のカレッジフットボール界を振り返ってみます。
アラバマ大がニック・セイバン監督の契約延長したこととか、トランスファールールが次々に撤廃されて同じカンファレンス内でも新天地で即プレー可能になったこととか、2022年クラスのカレッジフットボール殿堂入りの候補者がノミネートされたこととか。
2021年に入部予定の高校生選手を1人も確保できなかったテキサス州立大。戦績面で苦戦続きのチーム状況の上に新天地でのプレーを目指して在校生がチームを離れていくことで戦力の流出が止まらない中、彼らがロースター補充のためにとった新たな手法とは?
カレッジフットボール界でチームを鞍替えするのは日常茶飯事ですが、転校先で即試合出場が可能となるにはNCAAから特例をもらうか大学院生トランスファーとして転校するかの2通りしかありません。今回USCからジョージアに転校したJ.T.ダニエルズはその特例を取り付けたのですが・・・。
米大学スポーツ界では学生アスリートが転校してチームを替えるというケースは少なくありません。その理由はコーチとの反りが合わないからとか、出場機会が少ないことへ不満からだとか様々な理由が挙げられますが、近年そのようなアスリートが急増。これに対応するためにNCAAがトランスファールールの改正に乗り出した模様です。
様々な理由でトランスファー(転校)していく選手が後を絶ちません。もちろんそれは選手に与えられた公正な権利なのですが、その目的がより利己的になってきているようにも思えます。そんな中、家族のためにジョージア大からイリノイ大へ転校した選手に今回NCAAが非情な決断を下しました。一体何が起きたのか?
ここ最近の流行語である「トランスファーポータル」。出場機会を求めて転校する選手、もしくは転校を考えている選手の数はここ数年でも最多といってもいいぐらい多くの選手がポータルに名を連ねています。そんな中このポータルを使ってとんでもない転校劇を繰り広げている元5つ星リクルートがいます。
オフシーズン中に紹介しきれず溜まっていたニュースを掻い摘んでご紹介いたします。18年間オクラホマ大を率い2017年度シーズン直前にコーチ業から引退を表明していたボブ・ストゥープス氏が現場復帰を決めた話とか、最近何かと話題になるトランスファー(転校)に関してNCAAがルール改正を考えているという話とか。
Big Tenカンファレンス所属のウィスコンシン大で1年生時から3年連続で先発QBを任されてきたアレックス・ホーニブルック(Alex Hornibrook)がチームからトランスファー(転校)し、大学最後のシーズンを他校で過ごすことを決意したようです。
早期サイニングピリオド、そして増え続ける選手のトランスファー(転校)のトレンド。この流れにジョージア大のカービー・スマート監督は来たる将来のカレッジフットボールへの危惧を抱いています。そしてその危惧はジョージア大のような強豪校たちに確実に忍び寄っているようです。
ジョージア大からトランスファー(転校)しオハイオ州立大に転入したジャスティン・フィールズはこの度NCAAから2019年度シーズンから即試合出場できるという特別処置を引き出すことに成功しました。これが今後のトランスファー事情に何をもたらすのか・・・。
アラバマ大で2016年度と2017年度に先発QBを任されるも昨年度はトゥア・タガヴァイロアにその座を奪われたジェイレン・ハーツ。残り1年のプレー資格を先発QBとして使うために予想通りアラバマ大から転校することになり、この度その転校先がBig 12カンファレンスの名門・オクラホマ大になることがわかりました。
ジョージア大からオハイオ州立大に転校したQBジャスティン・フィールズと先発の座を争うと思われていた元5つ星リクルートであるテイト・マーテルですが、今回フィールズとの直接対決を回避するためか正式にオハイオ州立大から転校することになりました。マーテルの新天地とは・・・。
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