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APプレシーズンランキングを分析!

APプレシーズンランキングを分析!

2024年度のカレッジフットボールは8月24日に「ウィークゼロ」として4試合のFBS(フットボールボウルサブディビジョン)の試合が行われたことで実質開幕を迎えました。本格的に全米各地で開幕戦を迎えるのが今週末ですが、すでにアップセットも起きており、カレッジフットボールファンとしては待ちに待った季節がやってきたと言えます。

当サイトの方は正直いうとここ数年で最も開幕に向けて準備ができていないと言う、大変面目ない状況に陥っています。仕事が思いの外忙しいことと、ポッドキャストにうつつを抜かしている間に記事を書く時間がなくなってしまったこと・・・がその言い訳となります(泣)。

とはいえ、なんとか少しでもせっかく見にきていただいているビジターの皆さんに向けて、わずかでも今季の本格的開幕に向けて有益な記事を出したく思っております・・・。

そんな中、今回はすでに数週間前にリリースされた、AP(アソシエーテッドプレス、スポーツ記者組合)のプレシーズンランキングトップ25チームの顔ぶれを簡単にご紹介します。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

1位〜10位

1位:ジョージア大(昨季13勝1敗)

昨シーズン実力的にはプレーオフチームだったものの、SEC優勝決定戦で敗れたためプレーオフ進出を逸したチーム。1位票46票(全62票)を獲得してダントツのトップチーム評価。

2位:オハイオ州立大(昨季11勝2敗)

3年連続でライバル・ミシガン大に敗れてBig Tenタイトルから遠ざかっています。今年はリクルーティングおよびトランスファーポータル経由で戦力を大幅増強。最低でもプレーオフに行くことが義務付けられます。

3位:オレゴン大(昨季12勝2敗)

今年からBig Tenに移籍する元Pac−12所属チームの4チームで最もBig Tenに適応できると言われているのがオレゴン大。彼らもトランスファーポータル経由で戦力アップに成功しました。

4位:テキサス大(昨季12勝2敗)

昨年悲願のCFP(カレッジフットボールプレーオフ)進出を果たした古豪テキサス大。彼らもまたリクルーティングとトランスファーポータルを駆使してロースターの厚さは全米指折り。今季からSECに移籍することが吉と出るか凶とでるか。

5位:アラバマ大(昨季12勝2敗)

カレッジ史上最高のHC、ニック・セイバン(Nick Saban)監督が引退して新たな船出を迎えるアラバマ大。元ワシントン大HCケイレン・デボアー(Kalen DeBoer)監督のお手並み拝見です。

6位:ミシシッピ大(昨季11勝2敗)

昨年二桁勝利をあげて波にのるミシシッピ大。プレシーズンランキング6位は1970年以来の最高位。ちなみに1970年のミシシッピ大にはペイトン・マニング(Payton Manning、元テネシー大)氏およびイーライ・マニング(Eli Manning、元ミシシッピ大)のパパである、アーチー・マニング(Archie Manning)氏が在籍していました。

7位:ノートルダム大(昨季10勝3敗)

マーカス・フリーマン(Marcus Freeman)監督体制で3年目を迎えるノートルダム大。デューク大からの転校生QBであるライリー・レナード(Riley Leonard)を擁し、2020年度以来のCFP進出を目指します。

8位:ペンシルバニア州立大(昨季10勝3敗)

Big Tenは地区制度を今年から廃止。元東地区ではオハイオ州立大とミシガン大に行手を阻まれ続けてきましたが、地区制度がなくなったことでペンステートがBig Ten優勝決定戦に進める可能性は増えるでしょう。

9位:ミシガン大(昨季15勝0敗)

昨年完全無敗で1997年以来の全米制覇を成し遂げたミシガン大。しかし彼らを率いたジム・ハーボー(Jim Harbaugh)監督はLAチャージャーズに移籍。昇格したシェロン・モアー(Sherron Moore)新監督体制でどこまでやれるのか?

10位:フロリダ州立大(昨季13勝1敗)

昨シーズンはレギュラーシーズン無敗でACCタイトルをゲットするもCFPに出場できず苦杯を喫しました。そのリベンジと行きたいところでしたが、ウィークゼロにてジョージア工科大にまさかの敗戦。今後巻き返しを図りたいところ。


11位〜20位

11位:ミズーリ大(昨季11勝2敗)

昨年は11勝を挙げ、APファイナルランキングでは8位と大躍進。それを受けての11位発進は好位置と言えます。

12位:ユタ大(昨季8勝5敗)

今季からBig 12に移籍するユタ大。魂のQB、キャメロン・ライジング(Cameron Rising)の復活に期待です。

13位:ルイジアナ州立大(昨季10勝3敗)

元ノートルダム大HCブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督3年目。昨年のハイズマントロフィー受賞QBジェイデン・ダニエルズ(Jayden Daniels)やWRマリク・ネイバーズ(Malik Nabers)らの抜けた穴を埋められるか?

14位:クレムソン大(9勝4敗)

昨年2010年ぶりに二桁勝利に手が届かず。トランスファー選手を受け入れない頑固なダボ・スウィニー(Dabo Swinney)監督の去就はいかに?

15位:テネシー大(昨季9勝4敗)

ジョシュ・ハイペル(Josh Heupel)監督指揮下で強さが戻ってきたテネシー大。若きQBニコ・イアマレヴァ(Nico Iamaleava)に期待大です。

16位:オクラホマ大(昨季10勝3敗)

昨年のオフェンスを支えたQBディロン・ガブリエル(Dillon Gabriel)がオレゴン大へ転校してしまった今、彼らの命運はジャクソン・アーノルド(Jackson Arnold)に託されます。テキサス大と同様、オクラホマ大も今季からSEC所属です。

17位:オクラホマ州立大(昨季10勝4敗)

なんだかんだ言って二桁勝利を昨年あげたオクラホマ州立大。全米随一のRBオーリー・ゴードン・II(Ollie Gordon II)が注目選手。

18位:カンザス州立大(昨季9勝4敗)

テキサス大とオクラホマ大がSECへと抜けた今、Big 12は群雄割拠。カンザス州立大にとってはカンファレンスの盟主となるチャンスです。

19位:マイアミ大(昨季7勝6敗)

昨年なんとか勝ち越しレコードに持っていったマイアミ大の前評判が高いのはワシントン州立大からの逸材転校生QBであるキャム・ワード(Cam Ward)の存在があるからこそ。古豪復活を願いたいところ。

20位:テキサスA&M大(昨季7勝6敗)

浮き沈みが激しかったジンボ・フィッシャー(Jimbo Fisher)監督体制が終焉を迎え、跡を継いだのが元デューク大HCのマイク・エルコ(Mike Elko)監督。守備畑を歩いてきたエルコ監督の下でどのようなチームが出てくるのか・・・。

21位〜25位

21位:アリゾナ大(昨季10勝3敗)

昨年のファイナルランキングではなんと11位にまで上昇。注目はQBノア・フィフィタ(Noah Fifita)とWRテタイロア・マクミリアン(Tetairoa McMillian)のコンビです。

22位:カンザス大(昨季9勝4敗)

かつて永遠のお荷物チームなんて思われていたカンザス大はここ最近ランキングに頻繁に顔を連ねるようになりました。テキサス大とオクラホマ大がいなくなったことで、ひょっとしたらカンファレンスタイトルを取るなんてことも・・・。

23位:サザンカリフォルニア大(昨季8勝5敗)

2022年度のハイズマントロフィーQBケイレブ・ウィリアムス(Caleb Williams)が抜けた穴をミラー・モス(Miller Moss)がどれだけ埋められるのか・・・。

24位:ノースカロライナ州立大(昨季9勝4敗)

ACCのダークホースと目されるチーム。QBは元コースタルカロライナ大グレイソン・マッコール(Grayson McCall)。

25位:アイオワ大(昨季10勝4敗)

今季から新OCを迎えて新たなオフェンスが見れそう。これまでディフェンスは最高級だったことを考えれば・・・。しかしリクルーティング違反でHCのカーク・フェレンツ(Kirk Ferentz)監督は初戦のイリノイ州立大(FCS)戦を欠場へ・・・。

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