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歴代ドラフト総合1位リスト (1990年-)

歴代ドラフト総合1位リスト (1990年-)

NFLドラフトにて「ドライチ」、つまり第1巡目第1番目の総合1番目に選ばれる事は非常に名誉な事です。それは永遠に記録に残される事ですし、プロ生活で活躍すれば総合1位で選ばれた事はそのキャリアに花を添えることになります。が、もし活躍出来なければ総合1位だったのに・・・と永遠に「期待はずれだった男」という烙印を押されてしまいます(いわゆる「ドラフトバスト」ですね)。

ただ総合1位だからといってその選手がそのドラフトで最も優れた選手であるとは一概に言えません。それは総合1位の指名権を持っているチームにとってどのポジションを最優先で補充すべきかによって違ってきます。

下のリストを見て頂ければ分かりますが、総合1位で指名された選手の多くはQBです。これはチームの土台作りにQBは欠かせないという表れでもありますが、2013年のドラフトでは総合1位から15位まではほぼラインマンで16番目にようやくQBのE.J. マニュエル(E.J. Manuel、フロリダ州立大)が選ばれた、ということもありました。チームの台所事情で誰がトップで指名されるかはその年で変わってきます。

カレッジフットボール界の最高峰のアワードであるハイズマントロフィー受賞選手でドラフトにて総合1位指名を獲得した選手は全部で22人。今回リスト化した1990年度以降では7人の受賞者がトップ指名を受けています(2003年のカーソン・パルマー、2010年のサム・ブラッドフォード、2011年のキャム・ニュートン、2015年のジェーミス・ウィンストン、2017年のベーカー・メイフィールド、2018年のカイラー・マレー、2019年のジョー・バロウ)。この7人は全てQBです。

RBで総合1位を獲得したハイズマントロフィー受賞選手は1986年のボ・ジャクソン(Bo Jackson、アーバン大)氏まで遡らなければなりません。もっともRBがドライチ指名される事自体が近代ドラフトでは珍しく、最後に総合1位指名を受けたRBは1995年のキジャナ・カーター(Ki-Jana Carter、ペンシルバニア州立大)と20年以上も前の話になります。

今回リスト化したのは1990年のドラフト総合1位選手たちですが、これはあまり遡りすぎるとそれらの選手の大学時代の姿が想像し辛くなるため(あくまでもこのサイトはカレッジフットボールファンサイトです)、1990年以降に絞りました(決して面倒くさいからではありません笑)。

名前/ポジション/出身校/ドラフト先
2020ジョー・バロウ(Joe Burrow):QB
ルイジアナ州立大→シンシナティベンガルズ
2019カイラー・マレー(Kyler Murray):QB
オクラホマ大→アリゾナカーディナルズ
2018ベーカー・メイフィールド(Baker Mayfield):QB
オクラホマ大→クリーブランドブラウンズ
2017マイルズ・ギャレット(Myles Garrett):DL
テキサスA&M大→クリーブランドブラウンズ
2016ジャレッド・ゴフ(Jared Goff):QB
カリフォルニア大→ロサンゼルスラムズ
2015ジェーミス・ウィンストン(Jameis Winston):QB
フロリダ州立大→タンパベイバッカニアーズ
2014ジャデヴェオン・クラウニー(Jadeveon Clowney):DL
サウスカロライナ大→ヒューストンテキサンズ
2013エリック・フィッシャー(Eric Fisher):OL
セントラルミシガン大→カンザスシティーチーフス
2012アンドリュー・ラック(Andrew Luck):QB
スタンフォード大→インディアナポリスコルツ
2011キャム・ニュートン(Cam Newton):QB
アーバン大→カロライナパンサーズ
2010サム・ブラッドフォード(Sam Bradford):QB
オクラホマ大→セントルイスラムズ
2009マット・スタフォード(Matt Staford):QB
ジョージア大→デトロイトライオンズ
2008ジェイク・ロング(Jake Long):OL
ミシガン大→マイアミドルフィンズ
2007ジャマーカス・ラッセル(JaMarcus Russell):QB
ルイジアナ州立大→オークランドレイダース
2006マリオ・ウィリアムス(Mario Williams):DL
ノースカロライナ州立大→ヒューストンテキサンズ
2005アレックス・スミス(Alex Smith):QB
ユタ大→サンフランシスコ49ers
2004イーライ・マニング(Eli Manning):QB
ミシシッピ大→サンディエゴチャージャーズ
2003カーソン・パルマー(Carson Palmer):QB
サザンカリフォルニア大→シンシナティベンガルズ
2002デヴィッド・カー(David Carr):QB
フレズノ州立大→ヒューストンテキサンズ
2001マイケル・ヴィック(Michael Vick):QB
バージニア工科大→アトランタファルコンズ
2000コートニー・ブラウン(Courtney Brown):DL
ペンシルバニア州立大→クリーブランドブラウンズ
1999ティム・カウチ(Tim Couch):QB
ケンタッキー大→クリーブランドブラウンズ
1998ペイトン・マニング(Payton Manning):QB
テネシー大→インディアナポリスコルツ
1997オーランド・ペース(Orlando Pace):OL
オハイオ州立大→セントルイスラムズ
1996キーション・ジョンソン(Keyshawn Johnson):WR
サザンカリフォルニア大→ニューヨークジェッツ
1995キジャナ・カーター(Ki-Jana Carter):RB
ペンシルバニア州立大→シンシナティベンガルズ
1994ダン・ウィルキンソン(Dan Wilkinson):DL
オハイオ州立大→シンシナティベンガルズ
1993ドリュー・ブレッドソー(Drew Bledsoe):QB
ワシントン州立大→ニューイングランドペイトリオッツ
1992スティーブ・エムトマン(Steve Emtman):DL
ワシントン大→インディアナポリスコルツ
1991ラッセル・メリーランド(Russell Maryland):DL
マイアミ大→ダラスカウボーイズ
1990ジェフ・ジョージ(Jeff George):QB
イリノイ大→インディアナポリスコルツ

因みにウィキペディアによるとデンバーブロンコス、ジャクソンビルジャガーズ、ボルティモアレイヴンズ、シアトルシーホークスはこれまで一度も総合1位指名権を与えられた事がないそうです(ジャクソンビルジャガーズは2021年のドラフトで遂に総合1位指名権を獲得)。これは彼らがたとえ弱くても最下位で前シーズンを終えた事が無いからなのでしょう。逆に一番多く総合1位指名をしたことがあるチームはインディアナポリスコルツ(ボルティモア時代も含め)とロサンゼルスラムズ(クリーブランド、セントルイス時代も含め)の7回ずつです。

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