米スポーツ専門局ESPNの有名アナリスト/コメンテーターであるカーク・ハーブストリート(Kirk Herbstreit)氏は日曜日、ベイラー大フットボールチームとその一員であるテレル・バート(Terrell Burt)に対し、試合中にバートの怪我を「フェイク」呼ばわりしたことをツイッター上で謝罪しました。
事の発端は先週末のベイラー大対オクラホマ大の試合中に起きました。この試合のコメンテーターをしていたハーブストリート氏は、第4Q残り9分のところでバートがフィールドに倒れ込み怪我のタイムアウト(インジャリータイムアウト)が取られました。この時点ではバートが怪我をした場面が見られなかったため、ハーブストリート氏がバートの怪我はフェイクだと断言してしまったのです。
「こんなことは今まで見たことがありません。これは酷い。そして今度は足を引きずったふりをしています。こんなことがあっていいはずがありません。」とバートとベイラー大の行動を酷評したのです。
しかしハーブストリート氏が知らなかったのは、実はこのプレーのもっと前にバートは実際に足を怪我していたということです。
試合後ハーブストリート氏は自身の発言が間違っていたことを認め、「私が最初にこのシーンを見た時、彼が足をくじいていたことに気づかなかったのです。この発言の責任は全て私にあり、心からお詫びします」とツイッターで結んでいます。