9月5日に最新のナショナルランキングトップ25が発表されました。先週はランクチームに絡む試合で大番狂わせはありませんでしたが、ランク内で多少の変動がありましたのでそれを少し見ていきましょう。
フロリダ州立大との決戦を制したアラバマ大は首位を確保。61人中60人分の1位票を獲得し今のところ彼らが不動のナンバーワンチームと言えそうです。2位には引き続きオハイオ州立大。敗れたフロリダ州立大に代わって3位に上昇したのは昨年の全米覇者であるクレムソン大です。先週6位のペンシルバニア州立大は4位にまで上昇。彼らがトップ5に食い込んできたのは2005年度シーズン以来のことです。そして5位にはオクラホマ大がつけてきました。
先週試合には勝ったものの、ウエスタンミシガン大にまさかの苦戦を強いられたサザンカリフォルニア大は4位から6位に後退。7位にはワシントン大がランクを一つ上げて上昇。8位には先週フロリダ大を退けたミシガン大がウィスコンシン大(9位)、オクラホマ州立大(11位)を飛び越してランクインしてきました。そしてアラバマ大との試合に敗れたフロリダ州立大が3位から10位に順位を落とします。
10位以下には大きな動きは見られませんでしたが、それぞれのチームがランクを1つから2つづつあげてきました。前述のミシガン大に敗れたフロリダ大は17位から22位に後退。バージニア工科大(18位)に惜しくも敗れた先週22位のウエストバージニア大、そしてメリーランド大にホームで土をつけられた先週23位のテキサス大は圏外へ。その代わりに新たにランクインしてきたのはテキサスクリスチャン大(23位)そしてノートルダム大(24位)です。ノートルダム大をランクインさせるのはまだ時期相応なのではないかなーと思ってしまいますが、彼らが全米の表舞台に出てこなければ面白くないので是非このまま順位を上げて行って欲しいものです。
順位をつけられてはいないものの、投票数を上げてきているチームでは先週テキサスA&M大から大逆転勝利を奪ったUCLA、テキサス大を破ったメリーランド大、オレゴン大などが上位チームが転がり落ちてくるのを待っています。ちなみにテキサス大はメリーランド大との敗戦で獲得票数が一気にゼロという状況に陥ってしまいました。
第2週目にはオクラホマ大対オハイオ州立大、アーバン大対クレムソン大といったランクチーム同士の対戦が組まれているので、来週にはまた上位チームの顔ぶれが変わっていることでしょう。