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2015年度シーズン

カンファレンスチャンプへの道〜その2〜

カンファレンスチャンプへの道〜その2〜

今シーズンも12週目を迎えいよいよ大詰め。カンファレンスタイトルゲームへ進出やCFP(カレッジフットボールプレーオフ)を目指すチームにとっては、ここまでくると1敗が命取りとなってきます。今回は現在の各カンファレンスの優勝戦線の状況をお伝えします。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

アトランティックコーストカンファレンス(ACC)

  • アトランティック地区
    先週見事フロリダ州立大を破りクレムソン大が早くもアトランティック地区を制覇。

  • コースタル地区
    コースタル地区はノースカロライナ大がカンファレンス内で無敗、それをピッツバーグ大が1敗で負います。ノースカロライナ大はピッツバーグ大との直接対決を制しているため、一歩リードしています。

    が、今週はマイアミ大、そしてバージニア工科大ノースカロライナ州立大と一筋縄ではいかないチームとの試合が残されているため、場合によっては2敗のデューク大とマイアミ大にもチャンスがあるかもしれません。


Big 12カンファレンス

Big 12カンファレンスでは先週オクラホマ州立大テキサスクリスチャン大を倒し四つ巴の乱戦からテキサスクリスチャン大が一歩後退。さらに今週末にはオクラホマ大ベイラー大が対決するので、オクラホマ大が敗れれば2敗となり彼らは戦線から離脱となるでしょう。オクラホマ州立大とベイラー大が今のところ無敗なため彼らが少しだけ抜きん出ています。

Big Tenカンファレンス

  • 東地区
    東地区ではオハイオ州立大が無敗を守ったのに対し、ミシガン州立大はネブラスカ大に今季初黒星を付けられ一歩後退。オハイオ州立大が頭一つ飛び出ました。オハイオ州立大はミシガン州立大とミシガン大との対戦を未だ残しています。一方のミシガン州立大はミシガン大とペンシルベニア州立大と今後相見えます。

    1敗のミシガン大もまたオハイオ州立大との直接対決を残しているため、彼らに勝つことが出来れば東地区トップに躍り出る可能性もあります。が、問題はミシガン大はミシガン州立大との直接対決で敗れているため、ミシガン大がカンファレンスタイトルゲームに出場するにはオハイオ州立大を倒し、なおかつミシガン州立大がもう1敗しなければいけない訳です。

    数字上は現在2敗のペンシルベニア州立大にもチャンスはありますが、上に挙げた3チームが相次いで転げ落ちなければならないのでちょっと手が届かないかも。

  • 西地区
    西地区では無敗のアイオワ大を1敗のウィスコンシン大が追う展開ですが、アイオワ大はウィスコンシン大との直接対決を制しているため、アイオワ大が絶対有利です。

Pac-12カンファレンス

  • 北地区
    北地区はスタンフォード大がカンファレンスで無敗なのに対し2位グループはすでに2敗目を喫しています。彼らは今週2位グループのオレゴン大と対決しますが、これに勝利すれば彼らの地区優勝が決まります。

  • 南地区
    南地区は北地区よりも混戦模様です。今の所首位がユタ大で1敗。それを追うのが2敗チームのUCLAサザンカリフォルニア大です。ユタ大はサザンカリフォルニア大に負けているため、今後の展開によってはサザンカリフォルニア大が勝ち抜く可能性も十分あります。

    さらにUCLAはこの2チームとの対戦をまだ控えているため、これらのチームから2勝できれば彼らが地区代表にもっとも近づくでしょう。

サウスイースタンカンファレンス(SEC)

  • 東地区
    東地区はフロリダ大が先週ヴァンダービルト大に勝利し東地区優勝を決めました。

  • 西地区
    西地区はアラバマ大ルイジアナ州立大との決戦を制したため、このまま勝ち進めば彼らの優勝が決まります。ルイジアナ州立大がタイトルゲームに進出するには残りの試合を全勝し、なおかつアラバマ大が1敗しなければいけません。

    仮にアラバマ大が2敗目をきっすることがあればミシシッピ大、ミシシッピ州立大にもチャンスが巡ってきます。ミシシッピ大は今週末のルイジアナ州立大に、そしてミシシッピ州立大はアラバマ大に勝つようなことがあれば西地区は面白くなってきます。
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