CFP

ランキング

2015年度シーズン

プレーオフへの道〜その3〜

プレーオフへの道〜その3〜

現地時間火曜日夜、今季第2回目となるカレッジフットボールプレーオフ(CFP)ランキングが発表されました。今週はどの4チームが占めたでしょうか?詳しいランキングはこちらでチェックしてもらうとして、ここではAGS独断の確率順にチームを見ていきましょう。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

1. クレムソン大 — 90%

先週フロリダ州立大に勝ってACCアトランティック地区代表権を獲得しました。彼らの残り試合はシラキュース大、ウェイクフォレス大、サウスカロライナ大と格下ばかり。そしてその後はACCタイトルを賭けてコースタル地区の覇者と対決することになります。が、今のところノースカロライナ大が対戦相手となりそうな気運です。クレムソン大ならば問題なく勝つ事が出来る事でしょうから、そうなると彼らがプレーオフ進出に最も固いと言われるでしょう。


2. アラバマ大 — 85%

先週驚きの4位入りを果たしたアラバマ大。1敗のアラバマ大がトップ4に入るだけのチームなのかどうか議論がわき起こりましたが、ルイジアナ州立大との試合をみれば誰の目からしてもアラバマ大がプレーオフ進出チームにふさわしいと納得することが出来るでしょう。そのアラバマ大はミシシッピ州立大、チャールストン・サザン大、アーバン大と続き、これを勝ち抜けばSECタイトルゲームで東地区代表のフロリダ大と対決です。もしアラバマ大がルイジアナ州立大戦で見せたパフォーマンスを毎回見せてくれれば彼らがプレーオフ進出に選出される事間違いなしです。

3. スタンフォード大 — 80%

最新のCFPランキングでは7位のスタンフォード大ですが、これまでの彼らの試合内容を見ると強さだけ見ればトップ4に入っていてもおかしくないと思います。開幕戦にノースウエスタン大から喫した1敗が評価を少し落としていますが、今後オレゴン大、カリフォルニア大、ノートルダム大、そしてカンファレンスタイトルゲームにてユタ大、UCLA、サザンカリフォルニア大のいずれかと対戦することになります。

UCLAとサザンカリフォルニア大にはレギュラーシーズン中に対戦し勝っているので手のうちは分かっています。ユタ大にしてもシーズン中盤までの勢いが少し和らぎ、今のスタンフォード大ならば問題なく倒せるはずです。と言う事はレギュラーシーズン最終戦のノートルダム大との一戦が運命を分けるゲームとなります。つまりスタンフォード大かノートルダム大どちらかがプレーオフに進出することになると予想されます。

4. ノートルダム大 — 80%

今週のCPFランキングでは4位にランクイン。これでアラバマ大と共に1敗チームが2チーム上位に食い込んだことになります。ノートルダム大の強みは唯一の敗戦チームであるクレムソン大が1位にランキングされていること。しかもこの試合は2点差という接戦だったため、この敗戦が「価値ある」負け試合と判断されているのです。

彼らの今後のスケジュールはウェイクフォレス大、ボストンカレッジ、そしてスタンフォード大の3試合。どのカンファレンスにも属さないノートルダム大はカンファレンスタイトルゲームという、選考委員会にいい所を見せる絶好のチャンスがないため、残りの3試合を全て勝ち、しかも文句のつけ様のない勝ち方をする必要があります。現在7位のスタンフォード大が鍵です。

5. オハイオ州立大 — 75%

先週クレムソン大に首位の座を明け渡したオハイオ州立大。CFPランクでは3位に位置しています。無敗ではあるものの、これまでの対戦相手を見るとどのチームもランク外のチームばかりで未だに彼らの真の力が試されていないため、いまいち彼らを推すことが出来ないでいます。今週も格下イリノイ大が相手で彼らならば難なく勝利することが出来るでしょう。問題はその次のミシガン州立大、そして最大のライバルミシガン大との試合。そして勝ち抜けばBig Tenカンファレンスタイトルを賭けて西地区代表チーム、おそらくアイオワ大と対戦です。

6. オクラホマ州立大 — 75%、ベイラー大、オクラホマ大 — 70%

Big 12カンファレンスの上位チームはシーズン後半にそれぞれが総当たり戦となる混戦模様。テキサスクリスチャン大はオクラホマ州立大に敗れまず脱落。今週はベイラー大とオクラホマ大が激突しどちらか負けた方がこのレースから脱落。この3チームのいずれかが無敗でシーズンを終了すればそのチームがプレーオフ進出に一番近いチームとなります。が、それぞれが総当たりとなるで共倒れになる可能性も大です。

前述の通りオクラホマ州立大はテキサスクリスチャン大を倒したので鼻の先一つリードしていますが、それでもまだベイラー大、オクラホマ大との対戦を残しているため彼らが有利とはあまり言えない状況です。

7. フロリダ大、アイオワ大、ユタ大 — 60%

フロリダ大は既にSECチャンピオンシップ出場が決まっており、おそらく西地区代表となるアラバマ大と対決することになるでしょう。その前にライバルフロリダ州立大との対戦も控えますが、今現在ではフロリダ大は仮にフロリダ州立大を倒せたとしてもアラバマ大を倒すことが出来ると想像がつきません。

アイオワ大はすでにBig 10南地区内でポールポジションをゲットしており、レギュラーシーズン残り3試合(ミネソタ大、パヒュー大、ネブラスカ大)は難なく勝つことが出来ると考えると、現在5位の彼らが4位以内に食い込むには、カンファレンスタイトルゲームで北地区代表チーム(おそらくオハイオ州立大)を倒し、なおかつ上位チームが負ける事が必要です。

ユタ大は一時期全米3位まで上り詰めたこともありましたが、サザンカリフォルニア大に敗れて以来話題に出てこなくなりました。再びその名を轟かせるにはアリゾナ大、UCLA、コロラド大、そしてチャンピオンシップゲームでおそらくスタンフォード大と対決することになるでしょう。いずれにしてもこの3チームは自らが連勝で勝ち進み、さらに上位チームが敗れなければ上位4チームに食い込むのは難しいです。

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