ハイズマントロフィー最終候補選手が決定

ハイズマントロフィー最終候補選手が決定

カレッジフットボール界で個人に贈られる最高峰のアワードと言われるのがハイズマントロフィー。これまで幾多のレジェンド達がこの賞を受賞してきましたが、今年は3選手がファイナリストに選ばれ今週土曜日夜に受賞選手が発表されます。

最終候補に選ばれるだけでも名誉なことだと言われるこのアワードですが、今回選ばれたのは以下の選手達です。

  • ベイカー・メイフィールド(Baker Mayfield):オクラホマ大4年生QB
  • ラマー・ジャクソン(Lamar Jackson):ルイビル大3年生QB
  • ブライス・ラブ(Bryce Love):スタンフォード大3年生RB

これまでの流れで行くとメイフィールドが大本命と言えそうです。ラスベガスのベッティングサイトではあまりにもメイフィールドの受賞の確率が高いため、今年のハイズマントロフィーが賭けの対象外になるほど。また今年4年生のメイフィールドは2015年と2016年にもファイナリストに選ばれており、3度目も最終候補に選ばれたのはサザンメソディスト大ドーク・ウォーカー(Doak Walker)氏、オハイオ州立大アーチー・グリフィン(Archie Griffin)氏、ジョージア大ハーシェル・ウォーカー(Herschel Walker)氏、フロリダ大のティム・ティーボ(Tim Tebow)氏らに続き7人目の偉業となりました。

ジャクソンは言わずと知れた昨年のハイズマントロフィー受賞者。今季はチームの失速とともに彼の名前はあまり全米の表舞台には出てきませんでしたが、個人としては昨年に引き続き素晴らしい数字を記録し続け再び授賞式に帰ってきます。もし彼が昨年に続きトロフィーを手にすることができれば、前述のグリフィン氏以来2人目の快挙となります。が、その確率は極めて低いと言わざるを得ません。それでも先にも述べたようにファイナリストに選ばれるだけでも凄いことですから、彼が今年受賞できないことを嘆く理由はどこにも見当たりません。

ラブは今季ペンステートセイクワン・バークリー(Saquon Barkley)、サンディエゴ州立大ラシャード・ペニー(Rashaad Penny)らと並び序盤からトップRBに挙げられていましたが、10月のオレゴン州立大戦を怪我で欠場して一時トロフィーレースから後退。しかしシーズン後半にバークレーやペニーらの存在感が薄れて行く中、癒えない足首の怪我を押して出場し続け、結果的に欠場したオレゴン州立大戦と翌週のワシントン州立大戦以外の11試合で100ヤード越えのランを披露。チームのカンファレンスタイトルゲーム出場に大きく貢献しました。

受賞すれば永劫その名をカレッジフットボール史に刻むことができる、誰もが手にしたい、しかしごく限られた特別な選手しか手にできないこのトロフィー。今年それが誰の手に渡されるか・・・。授賞式は12月9日夜にニューヨークのマンハッタンはタイムズスクエアにあるプレーステーションシアターで行われ、発表は8時ごろ(米東部時間、日本時間12月10日朝10時ごろ)になる模様です。

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