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2023年度チームプレビュー
michigan wolverines
michigan
wolverines
ミシガン大ウルヴァリンズ
9/2
vs イーストカロライナ大
9/9
unlv_25
vs UNLV
9/16
bowling-green25
vs ボーリンググリーン州立大
9/23
vs ラトガース大
9/30
@ ネブラスカ大
10/7
minnesota-logo-25
@ ミネソタ大
10/14
vs インディアナ大
10/21
@ ミシガン州立大
11/4
vs パデュー大
11/11
psu-logo-25
@ ペンシルバニア州立大
11/18
@ メリーランド大
11/25
オハイオ州立大
vs オハイオ州立大
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コロラド州立大
W, 51-7
ハワイ大
W, 56-10
コネチカット大
W, 59-0
メリーランド大
W, 34-27
アイオワ大
W, 27-14
インディアナ大
W, 31-10
ペンシルバニア州立大
W, 41-17
ミシガン州立大
W, 29-7
ラトガース大
W, 52-17
ネブラスカ大
W, 34-3
イリノイ大
W, 19-17
オハイオ州立大
オハイオ州立大
W, 45-23
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パデュー大
W, 43-22
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テキサスクリスチャン大
L, 45-51
シーズン
総合
Big Ten
2022
13-1
9-0
2021
12-2
8-1
2020
2-4
2-4
2019
9-4
6-3
2018
10-3
8-1
2017
8-5
5-4
2016
10-3
7-2
2015
10-3
6-2
2014
5-7
3-5
2013
7-6
3-5
* 青字はカンファレンスチャンピオン

所在地
ミシガン州アナーバー市
所属カンファレンス
Big Ten(東地区)
ホームスタジア
ミシガンスタジアム
通算戦績
989勝353敗36分け
通算ボウルゲーム戦績
21勝29敗
ヘッドコーチ
ジム・ハーボー
74勝25敗(9年目)
132勝52敗(生涯通算)
前回全米優勝年度
1997年度
前回Big Ten優勝年度
2022年度
前回ボウルゲーム出場年度
2022年度(フィエスタボウル)

AP
Coaches
AGS
#2
#2
#2

見どころ

元HCのジム・ハーボー(Jim Harbaugh)監督が母校であるミシガン大に凱旋してきて早9年目。就任当初は二桁勝利数を連続で叩き出し、いよいよ名門復活かと言われましたが、タイトルを取れないばかりか最大のライバルであるオハイオ州立大にも連敗し、彼のカリスマ性も薄れかけていたことは確か。

しかし2021年に9年ぶりにオハイオ州立大から勝利を奪い2004年以来のBig Tenタイトルを手にすると、その翌年の2022年も同様にオハイオ州立大を薙ぎ倒しカンファレンスタイトル二連覇を達成。遂にハーボー監督体制で一皮も二皮も向けた印象の強いミシガン大です。

その彼らが目指すのはタイトル三連覇だけでなく、1997年以来の全米制覇。昨年、一昨年ともCFP(カレッジフットボールプレーオフ)に進出するも準決勝戦で破れていますので、今年こそ全米の頂に立ちたいと士気は上がっていることでしょう。

ミシガン大のオフェンスのスタイルは今流行りのRPO(ランパスオプション)やスプレッドオフェンスというよりはどちらかというとフィジカルを全面に押し出したスマッシュマウスフットボール。その流れは今年も続いていくと思われますが、しかしながら近年のフットボールにおいてオフェンスの違いを見せつけられるのはやはりQBです。

昨年見事に先発の座を射止めたJ.J.マッカーシー(J.J. McCarthy)は今年3年生。入部前から評価の非常に高かった選手ですが、ハーボー監督に、ドラフトに入ればトップで指名されてもおかしくないくらい成長した、と言わしめる人材。超凄いパサーというわけではありませんが、機動力が高いのは強み。

また昨年のRB勢であるブレイク・カーラム(Blake Corum)とドノヴァン・エドワーズ(Donovan Edwards)のツートップが今季も健在なのが超強み。この2人合わせて2000ヤード越えに25TDを量産したランパワーは魅力です。カーラムはシーズン終盤に膝を怪我してしまいましたが、今季開幕には完全復帰で間に合うようです。

OL陣は昨年の先発メンバーから2人が残留し、さらにトランスファーポータル経由で先発経験のある選手を補填したということで、もともと実力のあるこのユニットは安泰のようです。

レシーバー陣はWRロニー・ベル(Ronnie Bell)とTEルーク・スクーンメーカー(Luke Schoonmaker)が抜け、残されたトップ選手が昨年449ヤードに6TDのコーネリアス・ジョンソン(Cornelius Johnson)と少々物足りないですが、オフェンススタイルから考えると2年生のTEコルストン・ラヴランド(Colston Loveland)に注目したいところ。

===

昨シーズン、トータルディフェンスで全米6位だった守備陣からはDLマジ・スミス(Mazi Smith)、DLマイク・モリス(Mike Morris)、DB D.J.ターナー(D.J. Turner)といった主力が抜けました。しかしながら、今年のディフェンス陣はすでに戦力を再装填済みだといわれています。

フロントマンのメイソン・グラハム(Mason Graham)、ブレイデン・マクレガー(Braiden McGregor)という若手陣が、クリス・ジェンキンス(Kris Jenkins)やジェイレン・ハレル(Jaylen Harrell)といったベテランと融合して相手OLの脅威となります。

また2列目のLB陣にはオールカンファレンスに選ばれたジュニア・コルソン(Junior Colson)、6年目の経験豊富なマイケル・ベネット(Michael Bennett)、さらにはネブラスカ大からの転校生であるアーネスト・ハウスマン(Earnest Hausmann)が構えます。

バックフィールドからは昨年のスターであるターナーが抜けましたが、ローバーのマイク・セインリスティル(Mike Sainristhil)やCBロッド・モアー(Rod Moore)に加え、昨年1年生ながら先発経験のあるウィル・ジョンソン(Will Johnson)やWRからコンバートされた俊足のアモリオン・ウォーカー(Amorion Walker)など駒揃い。

新顔との連携がシーズン初期の鍵となりそうですが、いずれにせよミシガン大のディフェンスも昨年に続き強固なものだといえそうです。


スケジュール

ミシガン大は開幕後4連戦が格下との対戦となっており、しかも全てがホームゲームということで10月に入るまでまずは安泰と言えそうですが、この4試合全てにハーボー監督は帯同できないということになっており、これがどう影響するのかも気になるところ。

参考記事ミシガン大のハーボー監督、4試合謹慎処分に

今季から新監督を務めるマット・ルール(Matt Rhule)監督率いるネブラスカ大との対戦がミシガン大にとって最初のテストマッチとなりそうですが、はやり注目は11月に行われるアウェーでのペンシルバニア州立大と最終戦のオハイオ州立大戦です。

地区制度が敷かれる最後のシーズンとなるBig Tenにおいて、ミシガン大、ペンシルバニア州立大、オハイオ州立大は「ビッグ3」と言っても過言ではない3チーム。順当に行けば11月に入った時点でこの3チームが上位10位に顔を連ねていることが予想され、そうなれば自ずとこの2試合がミシガン大にとってカンファレンス3連覇に向けた試金石となります。

ペンシルバニア州立大との対戦はアウェー戦となり、敵地戦としては非常にやりずらいビーバースタジアムでの戦いは試練。しかしオハイオ州立大をホームに迎えることができるのは朗報。もしこれに勝って対戦カード3連勝となれば1995年から1997年以来のこととなります。

これまでオハイオ州立大に散々苦しめられてきたミシガン大ですが、2連勝を果たしてようやくその鬼門を突破。彼らの目指すところはそれよりももっと上の全米タイトルゲーム出場、そして悲願のナショナルタイトル獲得。果たしてその夢は成就するか?

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