9月17日付けの第4週目の全米ランキングでは第3週目の試合の結果を受けて4つのチームが新たにランクインを果たしました。それらはどのチームなのか?はたまたトップ10の顔ぶれは?それでは早速最新ランキングを見ていきましょう。
コロラド州立大相手に難なく3勝目を挙げたアラバマ大が1位に4週連続で輝きました。そして彼らを追う2位には先週の3位だったクレムソン大がオクラホマ大(今週3位)を抜いて2位に。先週の対戦相手だったルイビル大を難なく一蹴し、その強さからかランクを1つ上げただけでなく投票者の1位票もアラバマ大からかなりの数を奪い15票も集めました。4位と5位にはペンシルバニア州立大とサザンカリフォルニア大がそれぞれランクイン。ペンシルバニア州立大はジョージア州立大という格下相手に56対0と完膚なきまでに叩きのめしましたが、一方サザンカリフォルニア大はテキサス大相手に壮絶な試合を演じ、オーバータイムの末僅差で勝利をものにしました。投票者にしてみればテキサス大から勝利を得たサザンカリフォルニア大の試合よりも、格下相手でも大量得点、そして完封勝利を納めたペンシルバニア州立大の試合の方が評価が高かったということになります。
6位には先週9位からランクを3つ上げたオクラホマ州立大がグッと上昇してきました。ピッツバーグ大を相手に圧勝した彼らの勝利が高評価を得たというわけです。7位と8位にはワシントン大とミシガン大がそれぞれ先週から1つずつランクを落とすも上位10圏内をキープ。そして9位にはウィスコンシン大、10位にはオハイオ州立大がそれぞれ位置しています。
11位には3戦全勝のジョージア大がトップ10入り間近というところまで迫ってきています。12位にはハリケーン「イルマ」の影響で未だに1試合しかしていないフロリダ州立大。13位と14位にはバージニア工科大とマイアミ大がそれぞれ順位を上げてきました。そして15位には先週と同じアーバン大が鎮座します。
16位にランクインしたのは先週サザンメソディスト大相手に56点もの大量得点を獲得したテキサスクリスチャン大が先週20位から上昇。17位にはルイジアナ州立大を圧倒して勝ち星をつかんだミシシッッピ州立大が圏外から一気に飛び込んできました。ルイジアナ州立大を倒したあの試合を毎回再現できるならばミシシッッピ州立大はトップ10クラスに属するといってもおかしくはないです。18位にはワシントン州立大が21位から順位を3つ上げてゆっくりと上位の顔を伺います。先週クレムソン大に惨敗したルイビル大が14位から19位へ転落。そして20位にはテネシー大との一戦で劇的な勝利を上げたフロリダ大が24位から上がってきました。
21位にサウスフロリダ大、そして25位にはルイジアナ州立大が12位から急降下。そして22位から24位までにはサンディエゴ州立大、ユタ大、オレゴン大がそれぞれ圏外からランクイン。
来週からは多くのチームがカンファレンス戦を戦うことになり、より力が拮抗した相手との対戦を余儀なくされます。これに生き残れるもの、またはそうでないものの力の差が徐々に現れ、それがランキングにも影響されることでしょう。そうなるといよいよランキングで示される顔ぶれの力関係がより正確なものになっていくことでしょう。