早くも今シーズン3週を終え、第4週目の全米ランキングが発表されました。ランキングの浮き沈みを見てみましょう。
最新ランキングでもっとも注目したいのは15位から一気に3位まで急上昇したミシシッピ大です。前週2位だったアラバマ大を破る大金星を挙げ、一気にプレーオフ進出候補の仲間入りを果たした形となりました。アラバマ大のホームで競り勝つ強さを見せ、それがこの評価に至ったのはいうまでもありません。
そしてそのアラバマ大は順位を12位にまで下げました。実際12位というのは悪い順位ではないと思います。しかもまだシーズン序盤なのでこれから勝ち続ければ上位チーム次第ではまたトップ5に食い込むことも十分可能です。
そしてスタンフォード大にまさかの敗退を喫したサザンカリフォルニア大は6位から19位へと転落。今季Pac-12の優勝候補最有力チームとされていただけにショッキングな結果となりました。この位置からの再出発は容易くはありませんが、前述の通りまだまだ挽回の余地は十分あります。USCを倒したスタンフォード大はランキングに返り咲き（21位）。ちなみにPac-12からは6チームがランクイン。さらに今週はランクチーム同士の試合が3つあり、Pac-12タイトルレースはこれから熾烈を極めそうです。
ランキングで1、2フィニッシュを決めたのはオハイオ州立大とミシガン州立大のBig Tenカンファレンスチーム。オハイオ州立大はノーザンイリノイ大に苦戦を強いられ、1位チームらしからぬ試合を演じてしまいました。そのせいか、1位票がだいぶ割れ、2位のミシガン州立大に7票、アラバマ大を倒したミシシッピ大に11票、さらには8位にランクインしたルイジアナ州立大に1票と広がりました。完全１位でシーズンを迎えたオハイオ州立大ですが、他のチームもその力をアピールしてきています。
