いよいよ今季のカレッジフットボールも前半戦を終え後半戦へ向けてトップランクチームの生き残り合戦が激しさを増して来ますが、今週第8週目の最新ランキングはどうなっているでしょうか。
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相変わらず1位と2位はオハイオ州立大とベイラー大で変わらず。しかし総投票数はベイラー大がジリジリとその差を詰めており(12ポイント差)、いつでも首位の座を奪える状況です。
3位から7位まではほぼ同じメンツが並んでいます。今週は1位のオハイオ州立大から6位のクレムソン大までが最低1票の1位票を獲得。とくに3位ではあるのもの、16人の有権者から1位票を取り付けたユタ大に注目です。
先週8位のフロリダ大、9位のテキサスA&M大、12位のミシガン大は敗戦を喫したためランクを下げ、そのおかげでアラバマ大、フロリダ州立大、スタンフォード大、ノートルダム大が順位をそれぞれ上げてきました。最高で2位まで上り詰めながらミシシッピ大に破れてランクを落としたアラバマ大はチームをしっかりと立て直して8位まで再び上がってきました。1敗チームの中ではプレーオフ進出に最も近いチームと言っていいでしょう。またスタンフォード大も強豪ひしめくPac-12の中でもしっかりと勝ち星を重ね、ランク外に転落したものの最新ランキングで10位にランクイン。同じく1敗のノートルダム大も先週サザンカリフォルニア大に勝って11位につけてきました。
オハイオ州立大やミシガン州立大が大きくクローズアップされるBig Tenですが、そこに大外から勝ち上がって来ているのがアイオワ大。アイオワ大の強みは今挙げた2チームとの対戦が無く、残りのカンファレンススケジュールも非常に楽なものなので、このまま勝ち続けて西地区代表となりオハイオ州立大かミシガン州立大の東地区代表チームとのカンファレンスタイトルゲームで勝つことができればプレーオフ進出は非常に固いでしょう。そういった意味ではアイオワ大は大穴として期待大です。
また注目なのは俗にいう「パワー5」と呼ばれるカンファレンス以外のカンファレンスであるアメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)から3チームがランクインしている事です。18位のメンフィス大、21位のヒューストン大、22位のテンプル大はそれぞれ全勝でランクインを果たしました。これらどのチームが全勝でシーズンを終えたとしてもプレーオフ進出の可能性は低いと思われますが、それでものちのち「パワー5」カンファレンスの仲間入りを果たすためにもより多くのチームがこのように全米の表舞台に立っていかなくてはなりません。その意味では3チームがランクされていると言う事は非常に重要な意味をなしているのです。