カレッジフットボール第7週目はトップ10チームのうち4チームが敗れるという波乱に満ちた週末になりました。
まず手始めには金曜日に行われたクレムソン大とシラキュース大の一戦。圧倒的クレムソン大有利だと思われましたが以外にもシラキュース大が大善戦。そしてなんと全米2位のクレムソン大をホームで倒す大金星を上げました。これまでもオクラホマ大(当時3位)がアイオワ州立大に敗れるというアップセットはありましたが、全く隙がなくプレーオフ進出までまっしぐらだと思われていたクレムソン大を倒したこのシラキュース大の勝利は2017年度シーズンで今のところ最大級の番狂わせといえます。
そして同じく金曜日に試合があったワシントン州立大(8位)はカリフォルニア大と対戦。QBルーク・フォルク(Luke Falk)を擁する超パス重視オフェンスが売りのワシントン州立大でしたが、37対3と大敗。TDを一つも奪えなかったとは一体何があったのか・・・。試合を見ていないのでなんとも言えませんが、せっかくここまで連勝を重ねてきたワシントン州立大にとっては手痛い1敗となってしまいました。
そして土曜日。3チーム目の犠牲者はワシントン州立大と同じPac-12カンファレンスのワシントン大です。この日はここまで3勝2敗のアリゾナ州立大と対戦しましたが、彼等の強力なディフェンスに前年度カンファレンス覇者であるワシントン大は手も足も出ず今季初黒星を喫してしまいました。
そして最後のトップ10チームの敗北者は10位のアーバン大です。彼等の対戦相手はルイジアナ州立大でしたが、彼等が先週のフロリダ大に続きアーバン大からも白星を奪取。ちょっと前にルイジアナ州立大の現状を危惧するような記事を書きましたが、どうやら取り越し苦労だったみたいです(苦笑)。
その他にも19位のサンディエゴ州立大、24位のテキサス工科大、25位の海軍士官学校といったランク校が相次いで敗戦。これで第8週目のランキングでの順位に大きな変化が表れるのは必至です。
フルリキャップはまた後ほど・・・。