第10週目の最新ランキングを分析

10月最後に発表された第10週目の全米ランキングでは、先週実に11つのランカーたちが敗れたために25チームの顔ぶれが大きく変わりました。特に15位以下は9チームが敗戦したため、7チームがランク外チームと入れ替わり。この数字は1989年にランキングが25位制度に移行して以来最多の入れ替わりの数です。それではその波乱に満ちた週明けの最新ランキングを見ていきます。

アラバマ大クレムソン大ノートルダム大ルイジアナ州立大ミシガン大のトップ5チームは安泰。今週末はアラバマ大とルイジアナ州立大との大一番が待っていますから、確実に来週のトップ4位の顔ぶれは変わることになるでしょう。

テキサス大がオクラホマ州立大に敗れたため、9位のフロリダ大を倒したジョージア大が一つランクを上げて6位に。7位にはカンザス州立大に大勝したオクラホマ大が同じくランクを8位から一つ上げてきました。今週8位には先週試合がなかったオハイオ州立大が3つ順位を上げて再びトップテン入り。彼らは今週ネブラスカ大との試合を控えます。

9位にはここまで3週連続10位で足踏みしていたセントラルフロリダ大がついに一桁順位を獲得。彼らは現在4チームまで減った無敗チームの一角を占めていますが、上位4位入りするには彼らよりもランクが上のチームたちが立て続けに負けるようなミラクルが起きる必要がありそうです。そして10位には先週14位のワシントン州立大。彼らは手強いスタンフォード大から41点を奪って4連勝。共食いし合うPac-12カンファレンス出身チームとして唯一プレーオフ進出への夢を繋いでいます。が、彼らの交流戦(ノンカンファレンス戦)のスケジュールが非常に薄っぺらいため(ワイオミング、サンノゼ州立大、イースタンワシントン大)、彼らもセントラルフロリダ大と同じく他力本願でいくしかありません。

11位以下にはミズーリ大から大逆転勝利を収めて1敗を守ったケンタッキー大が11位、アイオワ州立大戦での敗戦から見事立ち直ってベイラー大に大勝したウエストバージニア大が12位、ジョージア大との決戦に敗れたフロリダ大が13位、アイオワ大飛の死闘を制したペンシルバニア州立大が14位、そして15位にはオクラホマ州立大に敗れたテキサス大が6位から転落してきました。

そして16位以下にはなんと7チームもの新参チームが軒並みかを連ねています。先週21位だった無敗のサウスフロリダ大に完勝したヒューストン大がいきなり17位にランクイン。18位には7勝1敗のユタ州立大が2003年以来のトップ25入り。同じく7勝1敗のフレズノ州立大は20位に。彼らはかつてカリフォルニア大で敏腕ぶりを発揮していたジェフ・テッドフォード(Jeff Tedford)監督2年目にして早くも大躍進を果たしています。

21位にはミシシッピ州立大。彼らはテキサスA&M大(今週25位)から金星を獲得してランクインしてきましたが、ここ数週間ランクされては敗戦してランク外に転がり落ち、そしてまた這い上がってくるということを繰り返しているチームです。22位には17年ぶりにランキング入りを果たしたシラキュース大。彼らは長い間不遇の時代を過ごしてきましたが、ディノ・バーバーズ(Dino Babers)監督の下戦える集団に変貌。腕の立つコーチ陣ならどんなチームにでもチャンスが有るということを証明し続けるバーバーズ監督率いるシラキュース大の快進撃は観ていて痛快です。

痛快といえば23位のバージニア大も同じ部類に入ります。彼らもアトランティックコーストカンファレンス(ACC)のお荷物扱いを受けてきましたが、ブリガムヤング大で手腕を振るっていたブロンコ・メンデンホール(Bronco Mendenhall)監督を招聘して以来チーム再建が少しづつ板につき、今年はACC全体がパワーダウンしているとはいえ、既に6勝を挙げてボウルゲーム出場資格を獲得し、そのうえランキング入りも果たしました。

そして24位には同じくACCのボストンカレッジ。彼らはシーズン序盤にも一時ランキング入りを果たしましたがその後ランク外へ転落。しかしチームは勝ち続け先週はマイアミ大から白星を奪い6勝2敗で再びランクイン。シラキュース大、バージニア大、ボストンカレッジと長らくカレッジフットボール界の表舞台から姿を消していたチームたちが相次いてランクインしてきたのは大変頼もしいことだと思います。

11チームのランクチームが相次いて敗れるという歴史的な波乱を巻き起こした第9週。その余波でランク外へ転落したのはワシントン大(15位)、オレゴン大(19位)、ウィスコンシン大(20位)、サウスフロリダ大(21位)、ノースカロライナ州立大(22位)、スタンフォード大(24位)、アパラチアン州立大(25位)の7チーム。アパラチアン州立大は先週チーム史上初めてランクをいただきましたが、ジョージアサザン大に敗戦してあえなく陥落してしまいました。

アメリカ時間で明日火曜日(10月30日)にはいよいよカレッジフットボールプレーオフ(CFP)出場チームを選出するためのCFPランキングが発表されます。これから毎週リリースされることになるCFPランキングですが、12月2日に発表されるファイナルランキングで上位4位に入ったチームにCFP出場権が与えられることになります。シーズンもいよいよ第3コーナーを曲がり第4コーナーへ向かう頃になってきました。CFPファイナルランキング発表まで残された試合はあと5週。どんなドラマが待ち受けているのか非常に楽しみですね。

 

 順位 チーム勝敗先週
rankstay1アラバマ大 (61)8-01
rankstay2クレムソン大8-02
rankstay3ノートルダム大8-03
rankstay4ルイジアナ州立大7-14
rankstay5ミシガン大7-15
rankup6ジョージア大7-17
rankup7オクラホマ大7-18
rankup8オハイオ州立大7-111
rankup9セントラルフロリダ大7-010
rankup10ワシントン州立大 7-114
rankup11ケンタッキー大7-112
rankup12ウエストバージニア大6-113
13フロリダ大6-29
rankup14ペンシルバニア州立大 6-217
15テキサス大6-26
rankup16ユタ大6-223
17ヒューストン大7-1NR
18ユタ州立大7-1NR
19アイオワ大6-218
20フレズノ州立大7-1NR
21ミシシッピ州立大5-3NR
22シラキュース大6-220
23バージニア大6-221
24ボストンカレッジ6-216
25テキサスA&M大5-322
この記事が気に入ったらクリック!
この記事が気に入ったらポチッ!
シェアする 0
ツイートする
Pocket
  • Instagram
Google+