セントラルフロリダ大(UCF)のヘッドコーチ、ジョージ・オラリー(George O’Leary)は日曜日に監督職から引退する意向を表明しました。引退は即日有効となります。
先週UCFはホームでヒューストン大に59対10で大敗。チーム史上ワーストとなる敗戦から明けた翌日にこの発表がありました。今年69歳となるオラリー氏のUCFでの戦績は10年間で81勝68敗。この間UCFは4つのカンファレンスタイトルに7回のボウルゲーム出場とまずまずの成績を残しました。とくに2013年にはフィエスタボウル(Fiesta Bowl)に出場してベイラー大に勝利し、ボイジー州立大にならび非メジャーカンファレンスチームの雄として活躍することが期待されていましたが・・・。今年はここまで勝ち星なしの8連敗。トータルオフェンスは全米で最下位とまったく奮いませんでした。
「引退」とありますが、事実上の引責辞任と見てほぼ間違いないのではないでしょうか。ただチームの育成に貢献してくれたオラリー監督のためを思って大学側が引退を進めたというシナリオも大いに考えられます。
ジョージア工科大で一時代を築き、ノートルダム大の監督に任命されるも自身の履歴詐称が明らかになってたった1週間で夢のノートルダム大の監督を辞した過去を持つオラリー監督。彼の波乱に満ちたコーチ人生はどうやらこれで終劇となりそうです。