全米トップレベルのバトル
CFPセミファイナルゲームは正直いって残念な結果に終わりました。クレムソン大はオクラホマ大を、アラバマ大はミシガン州立大をまったく寄せ付けず、内容としては面白みのないゲームとなってしまいました。そのせいもあり、これらセミファイナルゲームの視聴率は昨年のものより格段と低くなってしまったようです(こちらを参照)。
しかしそれは逆にいえばこの準決勝戦を勝ち抜いた2チームがいかにずば抜けていたのかを再認識させてくれたと言う事です。
たらればを言うようならば、オハイオ州立大やスタンフォードがもしプレーオフに選ばれていればそれはそれで違った結果が待っていたのかもしれません。セミファイナルゲームももっと盛り上がっていた可能性は拭えません。
しかし決勝戦に残ったクレムソン大とアラバマ大は残るべくして残った、誰の目から見てもも明らかな今シーズントップ2チームだと言えます。
そして月曜日の試合後にはどちらかがカレッジフットボールの栄冠を手にしていることになります。プレーオフシステムが導入される以前とは違い、この試合に勝ったものが誰にも文句を言わせないナショナルチャンピオンとなるのです。
完全なる全米の頂点に立つ2チームの力と力のぶつかり合いを堪能する事。これ以上に勝る楽しみはないのではないでしょうか。