いよいよ発表されたカレッジフットボールプレーオフ(CFP)ランキング。これから12月6日の最終ランキングまで毎週発表されます。この最終CFPランキングで上位4位にランクされたチームが晴れてプレーオフに進出することになるのです。各チームともまだまだ試合が残されており、その行く末いかんでは今日発表された順位はもちろん変動することになります。
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1 | クレムソン大 |
2 | ルイジアナ州立大 |
3 | オハイオ州立大 |
4 | アラバマ大 |
5 | ノートルダム大 |
6 | ベイラー大 |
7 | ミシガン州立大 |
8 | テキサスクリスチャン大 |
9 | アイオワ大 |
10 | フロリダ大 |
ご覧の通り、今季最初のCFPランキング上位4チームはクレムソン大、ルイジアナ州立大、オハイオ州立大、アラバマ大となりました。
クレムソン大は1981年シーズンにAPランキングで1位になった以来の首位。注目すべきはアラバマ大。1敗を喫しているアラバマ大ですが、他の無敗チーム(ベイラー大、ミシガン州立大、テキサスクリスチャン大)を追い抜いての上位4チーム入り。アラバマ大だけでなく5位のノートルダム大も1敗しているにもかかわらず上記のチームよりも上にランクされました。
APランキングで開幕から首位の座を守って来たオハイオ州立大は3位に甘んじる結果に。これはこれまでの勝ち方がちぐはぐで絶対的強さを誇示出来なかったからに他なりません。
APランキングでトップ10入りしているにも関わらずCFPランキングでトップ10入りできなかった唯一のチームがスタンフォード大。ちょうどAPランキングで11位のフロリダ大と入れ替わった形になりました。
スタンフォード大に続くのはユタ大、メンフィス大、オクラホマ州立大、そしてオクラホマ大。メンフィス大は非パワー5カンファレンスチームとして最高位につけています。その後続にはフロリダ州立大。ACCからはクレムソン大とこのフロリダ州立大の2チームのみがランクイン。両者はこの週末に激突することになっていますが、クレムソン大が勝てばアトランティック地区代表が決定します。
SECからは合計6チーム(ルイジアナ州立大、アラバマ大、フロリダ大、ミシシッピ大、テキサスA&M大、ミシシッピ州立大)がランキングに送り込まれました。2位のルイジアナ州立大と4位のアラバマ大が今週末対決するので来週には既にトップ4の顔ぶれが替わっているはずです。
Big Tenカンファレンスからは合計4チームがランクインされましたが、トップ10だけ見れば3チームもランクされています。オハイオ州立大、ミシガン州立大、アイオワ大のうち、無敗を守り切ったチームはほぼ自動的にプレーオフ進出が見込まれるでしょう。まずは2週間後のオハイオ州立大対ミシガン州立大の一戦が注目されます。
一方Pac-12カンファレンスからは3チームがランクインしました。しかしトップ10にはどのチームも送り込むことが出来ませんでした。昨年は準優勝となったオレゴン大を輩出しましたが今季は既に無敗チームは存在せず、スタンフォード大とユタ大が外枠から上位を狙っていくことになります。このチームがいずれカンファレンスタイトルゲームで相見えることになるでしょうからその勝者にプレーオフ進出の可能性が残されます。
これからますますサバイバルレースが激化していきます。カレッジフットボールファンとしては溜まらない11月となりそうです。