マイアミ大は26日、前日にチーム史上最悪の敗戦を喫した責任としてヘッドコーチのアル・ゴールデン(Al Golden)の解雇を発表しました。
「ゴールデン監督はチームが傾いていた厳しい時期にヘッドコーチを引き受けてくれ、以来チームの向上に尽力してくれました。しかしながら我々マイアミ大学は常にカンファレンスチャンピオンを目指すチームづくりをするのが必要で、それを成すためにこのチェンジが必要な時が来たのです。」とはマイアミ大体育局長(AD)ブレーク・ジェームス氏のコメント。
ゴールデン氏のマイアミ大での戦績は32勝25敗。カンファレンス内での勝敗は17勝18敗と負け越し。ゴールデン氏は彼のコーチ陣が犯した規則違反による制裁をモロに受けたチームを引き継いだため、確かに環境が整っていたとは言い難いものの、もともと一時代を築いたマイアミ大のファン、そして卒業生はこの体たらくを見過ごすことはできず、ここ数週間は「ゴールデンを解雇せよ」という声が高まっていた中、先週クレムソン大に58対0と完全完封負け。ジェームズ氏にはゴールデン氏解雇以外選択肢は残されていませんでした。