カレッジフットボール界において最高峰のアワードであるハイズマントロフィー。その年のベストプレーヤーに贈られるこの賞はカレッジフットボールに勤しむものであれば誰でも欲しいものであり、だからといって誰でも手に入れられるようなものでもありません。そんな名誉あるアワード、今年最終候補者に選ばれた選手たちは12月14日に行われる授賞式に出席するためにニューヨークへ向かいます。今年授賞式に招待されたのは3選手。アラバマ大RBデリック・ヘンリー、スタンフォード大RBクリスチャン・マカフリー、クレムソン大QBデショーン・ワトソンのいずれか一人が今年のベストプレーヤーとして表彰されることになります。
デリック・ヘンリー(Derrick Henry)
アラバマ大3年生 | RB | #2
| キャリー数 | ランヤード | TD数 |
| 339 | 1986 | 23 |
ハイライト
- ヘンリーのラッシュヤード1986ヤードは今季全米第1位の記録
- 34年間破られなかったSECのシングルシーズンラッシュヤード新記録を樹立
- 23TDもSECの新記録
- 所属チーム・アラバマ大はSECチャンピオンでプレーオフに進出

クリスチャン・マカフリー(Christian McCaffrey)
スタンフォード大2年生 | RB | #5
| キャリー回数 | ランヤード | TD数 |
| 319 | 1847 | 8 |
| レシーブ回数 | レシーブヤード | TD数 |
| 41 | 540 | 4 |
| パス成功数/パス回数 | パスヤード | TD数 |
| 2/3 | 39 | 2 |
| パントリターン回数 | リターンヤード | TD数 |
| 14 | 67 | 0 |
| キックリターン回数 | リターンヤード | TD数 |
| 36 | 1042 | 1 |
ハイライト
- ラン、レシーブ、パス、リターンでTDを奪うマルチプレーヤー
- 元オクラホマ州立大RBでNFL殿堂入りを果たしたバリー・サンダース(Barry Saunders)が保持していた、NCAAのオールパーパスヤードを更新(3496ヤード)
- Pac-12優勝決定戦でも461ヤードのオールパーパスヤードを記録。走って207ヤードに105ヤードの捕球も決めさらにはスタンフォード大の先制点となる11ヤードTDパスを通すなどまさに何でも出来てしまう選手
- チームはサザンカリフォルニア大を倒しPac-12タイトルを獲得しましたが、残念ながら2敗が響き惜しくもプレーオフ進出ならず

デショーン・ワトソン(Deshaun Watson)
クレムソン大2年生 | QB | #4
|
パス成功数/パス回数 (パス成功率) |
パスヤード | TD数 | |
|
287/413 (69.5%) |
3512 | 30 | |
| キャリー回数 | ランヤード | TD数 | |
| 163 | 887 | 11 |
ハイライト
- 投げても走っても超一流の2年生QB
- 今季唯一の無敗チームを指揮して来た選手
- 最終戦の対ノースカロライナ大戦では3TDを含む289ヤードパスと2TDを含む131ヤードのランを記録しチームの勝利に貢献
- チームはACCチャンピオンとしてプレーオフ進出





