ボイジー州立大ブロンコス(8勝4敗、5勝3敗 MWC)
シーズン残り2試合を残してマウンテンウエストカンファレンスの優勝候補一番手として名乗りを上げていたボイジー州立大でしたがそこからニューメキシコ大と空軍士官学校に2連敗しタイトルゲームは愚か山岳地区を勝ち抜く事すら出来ませんでした。彼らの残した8勝と言う数字は決して悪い数字ではありませんが、2002年以来9勝以下のシーズンが今回を入れて2回しか無かった事を考えれば8勝は彼らにとって満足いく結果とは言えないでしょう。
しかしながら今年もしっかりと勝ち越しシーズンを迎えた事によってこれでボイジー州立大は18年連続勝ち越しの記録を更新。今季この記録樹立に貢献したのが1年生QBブレット・ライビエン(Brett Rypien)と2年生RBジェレミー・マックニコルズ(Jeremy McNichols)の若獅子たちです(若馬?)。ライピエンは9試合先発出場しトータル3000ヤード弱のパスに17TDを記録。またマックニコルズは11試合で1600ランヤードに23TDと活躍。元々の先発QBライアン・フィンレイ(Ryan Finley)が怪我で抜けた穴をしっかりと埋めてくれました。若さ溢れるブロンコスオフェンスは既に来期に向け大きな期待がかけられています。
最後に出場したボウルゲーム:
2014年度 フィエスタボウル(ボイジー州立大38、アリゾナ大30)
歴代ボウルゲーム戦績:
10勝5敗
ノーザンイリノイ大ハスキーズ(8勝5敗、6勝2敗 MAC)
ミッドアメリカンカンファレンス優勝決定戦に6年連続駒を進めたノーザンイリノイ大。この6試合のうち最近3試合の対戦相手は全てボウリンググリーン州立大でした。その対戦成績は1勝2敗。今年は残念ながら34対14と完敗し2013年以来のカンファレンスタイトル奪取には至りませんでした。
強豪オハイオ州立大に対し後一歩で勝利というところまで追いつめ、トレド大にも勝つなど勝負強さを見せたノーザンイリノイ大でしたが、一方で格下のセントラルミシガン大やオハイオ大に土をつけられるなど今季は消化不良のシーズンとなってしまいました。
幸いなのはハスキーズオフェンスは全てが揃えばどんな相手にでも点を取る事の出来るポテンシャルを持っていると言うこと。またディフェンス陣はターンオーバーを引き起こすのに優れていると言う事です。DBショーン・ラリー(Shawun Lurry)が今季記録した9つのパスインターセプションは全米トップの数字で、今季のハスキーズの接戦を制したのは彼のパフォーマンスのおかげでした。彼らのポテンシャルを存分に引き出すことが出来れば誰が相手であろうといい勝負をすることが出来るでしょう。
最後に出場したボウルゲーム:
2014年 ボカレイトンボウル(マーシャル大52、ノーザンイリノイ大23)
歴代ボウルゲームレコード:
5勝8敗