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WMUのキッカーが「転職」

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昨年のシンデレラボーイズとなったウエスタンミシガン大ですが、レギュラーシーズンを全勝、1988年以来となるミッドアメリカンカンファレス(MAC)タイトルも獲得するなど記録ずくめのシーズンを送ることができました。

そんな中1年生のキッカー、ブッチ・ハンプトン(Butch Hampton)はMACの新最多スコアポイント(128点)をその足で稼ぎ、華々しいカレッジフットボールデビューを飾りました。しかしながら、その新記録を自ら更新することはどうならなくなるようです。

ウエスタンミシガン大のハンプトンがチームを退団。その訳は・・・

というのもハンプトンはウエスタンミシガン大を退学し、生まれ故郷のオクラホマ大に戻って彼の父親がコーチをしている「オクラホマ化学芸術大学(University of Science and Arts of Oklahoma)」のサッカー部に入部することを決意したからです。

「私がウエスタンミシガン大を去るのは大学での時間が満たされていなかったからではありません。チームメート、コーチ、大学、どれも大好きでした。ただ単に私のやりたいことが変わったのです。」とはハンプトン。

ハンプトンは昨年度出場したコットンボウル(対ウィスコンシン大)で第3Qに決めた27ヤードFGで通算128点としMACレコードを樹立。しかしこの試合後にP.J.フレック監督(当時・シーズン後にミネソタ大監督に就任)らにこの決断を伝えたということです。

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ハンプトンのウエスタンミシガン大でのハイライトはMAC優勝決定戦、オハイオ大との一戦で5度のFGを全て決めたことでしょう。この試合のウエスタンミシガン大の総得点が29点ですのでPATを含めてハンプトンが半分以上の得点をキックで稼いだことになります。それが前述のように1988年以来のタイトル獲得に貢献したのです。

ハンプトンの「試練」

ウエスタンミシガン大での逸話としてこんな話があります。

キッカーは時としてFGを決めれば勝利、外せば敗北という、とんでもないプレッシャーの中ボールを蹴らなければならないシーンがあります。そんなプレッシャーの中でも正確にキックを決められるように日々練習するものですが、フレック前監督は練習時にハンプトンにいくつもの課題を課しながらハンプトンにFGを蹴らせていました。

そしてある日フレック前監督は、もしFGを外したらハンプトンが伸ばしていたマレットヘアー(襟足を伸ばしたヘアースタイル)を全部切り落とす、という課題を課しました。そしてハンプトンはこのFGを外してしまい、約束通り襟足を全部切られてしまいました。2年半も伸ばし続けていた襟足とお別れしなければならなくなったのです。

そして迎えた開幕戦、格上Big Tenカンファレンスノースウエスタン大との一戦では4回中3回のFGを決め、チームが22対21で金星を奪うのに大貢献。きっとそれはそれまでの練習の賜物だったのでしょう。がっつり切られた襟足も切られた甲斐があったというものです(笑)。

そんな感じでウエスタンミシガン大でのデビューシーズンは大成功に終わったのですが、それを過去の思い出としてしまいこみ、今回父親のチームでプレーすることを決めたのです。

「私の父は20年間オクラホマ化学芸術大でサッカー部を指導してきました。そして子供の頃は父にサッカーを習ったものでした。今回ウエスタンミシガン大を出てオクラホマに帰ろうと思ったのは、自分の心がそうしたいと自らを突き動かしたからなのです。」とハンプトンは語りました。

家族愛には何も勝てないわけですね。

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