Early Party 〜第3週レビュー〜

【第3週目の主なスコア】

ミシシッピ大がアラバマ大から大金星!

ミシシッピ大 43、アラバマ大 37

全米15位のミシシッピ大が全米2位のアラバマ大を43対37で下すと言う大番狂わせを見せてくれました。昨年はミシシッピ大のホームで、そして今年はアラバマ大のホームで勝利しこれで対アラバマ大戦2連勝。アラバマ大のホーム、タスカルーサで最後にミシシッピ大が勝利したのは1988年の事ですから、これがどれだけ今のミシシッピ大の力を表しているかお分かりになると思います。

下馬評はアラバマ大断然有利ということでしたが、試合が始まってみればミシシッピ大がほぼ全試合を通じてアラバマ大をリードする展開。少々ラッキーな面もありましたが、それでも第3クォーターの時点で30対10まで点差を広げたミシシッピ大は明らかにチームとしてアラバマ大より勝っていました。特にミシシッピ大のディフェンシブバック陣はアラバマ大のパスオフェンスを封じ込め、点差が開くに連れて徐々にアラバマ大の首を締めていきました。

前投稿の際にも少し触れましたが、アラバマ大のQBが不安材料になりうると思っていましたがそれがまさに的中。開幕から先発の座を与えられていたジェイク・コーカーに代わりこの試合ではクーパー・ベイトマンがスタート。しかしこの状況はどちらのQBもコーチ陣に確固たる信頼をされていないことの裏返しでもあり、実際両人ともプレーすることになりましたが、どちらもゲームの流れを左右するミステイクを犯しました。ミシシッピ大はアラバマのターンオーバーから実に24点を叩き出したのです。対するミシシッピ大QBチャド・ケリーは341パスヤードに3TD、さらに足でも1TD稼ぎ大車輪の働きを見せました。

43対24で迎えた第4クォーター終盤、ベイトマンに代わり投入されたコーカーが立て続けに2つのタッチダウンドライブを決めて43対37と逆転の範疇までミシシッピ大を猛追しました。アラバマ大ファンの期待と祈りは絶好調に達する訳ですが、試合残り時間2分36秒にクッカーのパスがインターセプトされでその望みはかき消されるのでした。

この敗戦でアラバマ大はホームでの連勝記録が17で途切れてしまいました。これはベイラー大と並んで現在進行形の記録としては最長記録でした。一方ミシシッピ大にとってはこの勝利がSEC西地区レースで首一つ抜きん出る形となりましたが、何よりもアラバマに2連勝した事で自分たちの中で大きな自信が生まれた事が一番の収穫となったのではないでしょうか。ただまだ開幕して3試合目ですのでアラバマ大にもまだまだチャンスは残されています。実際昨年の王者・オハイオ州立大はシーズン前半に黒星を喫するもその後立て直しチャンピオンになっているのですから。

サザンカリフォルニア大がスタンフォード大にまさかの敗戦

スタンフォード大 41、サザンカリフォルニア大 31

カリフォルニア州内ライバル対決となったスタンフォード大と全米6位のサザンカリフォルニア大(USC)のマッチアップはスタンフォード大に軍配が上がりました。

シーズン初戦、ノースウェスタン大に破れ出鼻をくじかれたスタンフォード大でしたがこの日は違いました。最大の功労者はQBケビン・ホーガン。279パスヤードに2つのタッチダウンTDを奪ったホーガンでしたが何よりもここぞと言うときの安定感が飛び抜けていました。対するUSCのQBコディ・ケスラーも272パスヤードに3つのタッチダウンとハイズマントロフィー候補にふさわしい数字を残しましたが、スタンフォード大のランオフェンスにあと一歩及びませんでした。

プレシーズンの下馬評ではPac-12カンファレンスの優勝最有力候補に挙げられていたUSCですが、これで少しタイトルレースが面白くなってきました。

その他・・・

ルイジアナ州立大(LSU)がSEC西地区ライバル、アーバン大を45対21と圧倒して勝利した訳ですが、注目はLSUのRB、レナード・フォーネット(Leonard Fournette)です。アーバン大ディフェンス相手に228ランヤードに3TDを奪ったフォーネットはハイズマントロフィー候補に挙げても文句なしのパフォーマンスを見せてくれました。

ノートルダム大ジョージア工科大に競り勝ち無敗を守りました。しかし既に多くのスターターを怪我で失っているファイティングアイリッシュからまた怪我で戦線離脱する選手が現れました。DBのドゥルー・トランクイル(Drue Tranquill)が膝のじん帯を断裂して戦線離脱。しかもその怪我の原因がプレー後のセレブレーションで起きたと言うのですから笑えません。

テキサス大の不調が止まりません。カリフォルニア大をホームに迎えたこの一戦、第3クォーターにカリフォルニア大に21点を献上して45対24と大きくリードされます。しかし最終クォーターに激しい攻勢を見せ、残り約1分でタッチダウンを奪いますが、エクストラポイントのキックが外れ1点差に泣きました。

数々の名ゲームを繰り広げて来たマイアミ大ネブラスカ大ですが、先週末も見せてくれました。試合はオーバータイムの末、36対33でマイアミが競り勝つのですが、QBブラッド・カーヤ(Brad Kaaya)、RBジョセフ・イヤービィ(Joseph Yearby)、WRラショーン・スコット(Rashawn Scott)3人で650ヤードのオフェンスヤードを稼ぐ大活躍ぶり。ヘッドコーチ、アル・ゴールデン監督の不要論が出回る中、それを撤回させるのにふさわしいパフォーマンスを見せてくれました。もっともネブラスカ大のカムバックを許してしまったクロックマネージメントに疑問は残りますが。

ヘッドコーチ、クリフ・キングスバリー氏が率いるテキサス工科大アーカンソー大を35対24で破り無敗を守っています。次戦は全米3位のテキサスクリスチャン大ですが、これをもし破ることがあればBig 12カンファレンスのダークホースとして一気に評価が上昇する事でしょう。

オクラホマ大のQBベーカー・メイフィールド(Baker Mayfield)は対タルサ大戦でスクールレコードとなる570トータルオフェンスヤードを演出しました。テキサス工科大から転校して来たメイフィールドはテネシー大戦で勝利したものの彼のプレー自体に一部のファンからは批判がされていたようですが、これで彼がオクラホマ大QBの座を確固たるものとしたのは想像に容易いでしょう。

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