【第1週目】アラバマ大 vs フロリダ州立大プレビュー

2017年度シーズンは先週末に開幕しましたが、本格的に各地で試合が行われるのは9月2日土曜日からです。特にこの土曜日には見応えがある試合がすでに数試合組まれていますが、その中でも特に注目を浴びているのが全米1位のアラバマ大と全米3位のフロリダ州立大とのメガマッチです。開幕戦でありながら、いきなり両チームにとってこの試合結果でカレッジフットボールプレーオフ(CFP)進出を左右しかねないという重要なゲームです。

アラバマ大はプレシーズンランキングで全米トップランク評価を得ることができました。そのアラバマ大はこれまで開幕戦でプレシーズンランキングでトップ3位以内にランクされたチームと対戦したことがありません。CFPが開始されてから過去3年間で2敗を喫したチームがプレーオフに進出したことはありませんから、この試合の敗者にとっては残りのシーズン絶対に負けられないという切羽詰まった状況に追い込まれるわけです。

さらにこの試合はジョージア州アトランタ市に新設されたメルセデスベンツスタジアムのこけら落とし試合となるため、さらに注目が集まるわけです。ちなみに今シーズンのナショナルチャンピオンシップゲームはこのメルセデスベンツスタジアムで行われることになっています。果たしてアラバマ大、もしくはフロリダ州立大は来年1月に再びこの地に舞い戻って来れるでしょうか?それもこの土曜日の試合の結果にかかってくるかもしれません。

全米3位のフロリダ州立大が今季非常に高い評価を得ているのはここ数年の戦いぶりとかれらのブランド力からして非常に納得いくランキングであるといえます。しかしだからといって過去8年間で4度のナショナルチャンピオンに輝いているアラバマ大がオッズで下回るとは非常に考えづらいです。ここ最近で唯一オッズで対戦相手から下回ったのは2015年のジョージア大戦。しかし試合が始まってみればこのジョージア大を完膚なきまでに叩きのめす強さを見せたほどです。フロリダ州立大もレギュラーシーズンではオッズで対戦相手を下回ることは稀ですが、下馬評ではこの試合は67%の確率でアラバマ大が勝つのではないかというオッズが付いています。

昨年ナショナルタイトルゲームに進出したアラバマ大はその時の先発メンバーが11人今年も健在です。確かに彼らは非常に多くの主力選手をプロ入りで失いましたが、それはアラバマ大においては日常茶飯事のこと。ニック・セイバン(Nick Saban)監督らコーチ陣のリクルーティング術でチームには次の出番を待つ有能選手たちが溢れていますから、「リビルド(再建)」ではなく「リロード(装填)」をし続けるチームであるとよく表現されています。

一方、2013年度に行われた最後のBCSチャンピオンシップゲームにに勝利して1999年以来の全米タイトルを獲得したフロリダ州立大は、翌年のカレッジフットボールプレーオフ(CFP)にも出場するもオレゴン大に敗れてしまいます。その後のACCではクレムソン大に覇権を奪われますが、それを牽引したQBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)は昨シーズン後にNFLに進みました。そのお陰か、今年のACCの優勝候補筆頭はフロリダ州立大だという声が大半です。スターRBダルヴィン・クック(Dalvin Cook)を失いはしましたが、昨年の先発メンバー17人が今年もチームを固めます。その中でも全米随一といわれるのがディフェンシブバック陣。アラバマ大は原来ラン主体のチームですが、パスゲームをシャットダウンして敢えてランゲームを迎え撃つような戦い方をすればひょっとしたら勝機が出てくるかもしれません。

その他の注目ゲーム

ミシガン大(全米11位)vs フロリダ大(全米17位)

ブリガムヤング大 vs ルイジアナ州立大(全米13位)

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