バージニア大のロンドン監督が辞任へ

レギュラーシーズンがほぼ終了し残るはカンファレンスタイトルゲームとボウルゲーム、そしてプレーオフとなりましたが、この時期忙しくなるのはヘッドコーチの進退問題です。すでにこのサイトでも多くのヘッドコーチが引退したり解雇されたり辞任したりしたことをお伝えしてきましたが、新たにもう一人そのリストに加えなければなりません。

バージニア大のヘッドコーチ、マイク・ロンドン氏が辞任すると大学側が日曜日に発表しました。報告書によると大学側とロンドン氏双方の同意のうえでの辞任ということですが、状況からすれば辞任を強いられたとみてまず間違いないでしょう。

今季のバージニア大は最終戦でライバル・バージニア工科大に敗れ戦績を4勝8敗とし、ロンドン監督の6年間のバージニア大でのレコードは27勝46敗と大きく負け越しました。特にカンファレンスレコードは11勝29敗と優勝を狙うには遠く及ばない状況に遂に変化が必要になったのです。

「解雇」ではなく「辞任」であるというのは大学側の計らいであり、それはロンドン氏の人柄を表していると言えます。実際体育局長の発表には、

「マイク・ロンドンはバージニア大を代表する人物として大変素晴らしい仕事をしてくれました。マイクはバージニア大に就任して以来学生アスリートにポジティブな影響を与え、若者の成長に大いに貢献してくれました。また学生としても彼らは勉学により励むようになり、大学の名に恥じない生徒に成長しました。学生アスリートだけでなく多くのコーチにとってもよい手本となり、また周囲の人間に良い影響を与えることができる彼の振る舞いは、大学内だけに止まらず地元の高校にまで浸透し、まさにバージニア大の親善大使として貢献してくれたのです。我々はマイクに深い感謝の意を表明します。」

と賛辞の言葉が並べられています。

ロンドン氏は「わたしもこのビジネスに関わる以上、このようなことが起きるのは承知の上です。もし可能であればこのチームを率いたい。しかし我々がこのチームで積み重ねてきたことには大変満足しています。確かに勝負には勝たなければならない。しかしそれ以上に人格形成や善徳を教えるということは大事なことだと思います。」と述べました。

過去2度バージニア大でアル・グロー氏(Al Groh)の下アシスタントを務めた後、FCSのリッチモンド大でヘッドコーチに就任。2008年にはFCSのナショナルチャンピオンに輝きました。リッチモンド大では24勝5敗と大成功でこの手腕がバージニア大のヘッドコーチの座を射止める大きな要因になったのです。

ロンドン氏の契約は2016年まで有効なため来年まで270万ドル(約2億7000万円)が引き続き支払われることになります。

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