テキサスA&M大とテキサス大のライバリー

テキサスA&M大とテキサス大のライバリー

2012年にテキサスA&M大Big 12カンファレンスからサウスイースタンカンファレンス(SEC)に電撃移籍した時の驚きは今も覚えています。この時は同じくBig 12所属だったミズーリ大も共にSECに鞍替えしたのですが、まずロケーションから言って従来のチームの分布図から少々外れていますし、何よりもあまりにも両チームがBig 12での印象が強すぎてSECチームとなることが奇妙に思えたからです。

2016年度シーズン総括:チーム別通信簿(3)

2016年度シーズン総括:チーム別通信簿(3)

2016年度シーズンを振り返る、チーム別通信簿。今回は「B」を受け取ったチーム達を紹介したいと思います。「B」悪くもないが良くもない・・・そんな「不完全燃焼」なチーム達と考えて頂ければ分かりやすいかと思います。

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B

アーバン大

アーバン大は初戦で当時全米2位だったクレムソン大に敗れ、さらに3戦目にテキサスA&M大にも敗れて1勝2敗となると早くもヘッドコーチ、ガス・マルザーン(Gus Malzahn)監督不要論がファンの中で膨らんでいきますが、QBをショーン・ホワイト(Sean White)にすげ替えることでそこからなんとか持ち直し6連勝を飾ります。そして全米8位まで上がってきたアーバン大でしたが、10試合目でジョージア大に足元をすくわれ3敗目を喫してしまいます。更に宿敵アラバマ大にも敗れますが、今季全体的に見てサウスイースタンカンファレンスが不調だったことが幸いし、ポストシーズンには西地区覇者のフロリダ大を差し置いてシュガーボウルに出場。ここではオクラホマ大にやられてしまいますが、開幕後に漂っていた不安要素を考えれば8勝5敗でも所謂「ニューイヤー6ボウル」の一つに出場できたことである一定の成功を収められたと言えそうです。

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スタンフォード大

スタンフォード大はハイズマントロフィー候補RBクリスチャン・マカフリー(Christian McCaffery)を擁し、ナショナルチャンピオンも狙える8位発進を果たしましたが、4戦目にワシントン大に44対6とまさかの大敗を喫すると、次戦のワシントン州立大にも42対16と負け、この2試合で86失点も犯す醜態を晒し一気にランキング外に転落。途中7戦目にもコロラド大に破れ、完全にスタンフォード大の名が全米の表舞台から消えてしまいました。しかし後半6連勝を飾り終わってみれば10勝3敗。ランキングも16位にまで持ち直し、終わりよければ全てよし、とまではいかないものの、前半戦の2連敗を考えれば二桁勝利シーズンを送れたことは十分な結果と言えそうです。ただやはり開幕前トップ10だったこともあり、なんのタイトルも奪えなかったのは悔やまれるところです。

オクラホマ州立大

オクラホマ州立大は2006年以来勝ち越しを続け、常にランキングに名を連ねるチームですが、いつもその上のレベルに抜け出せない感が否めません。今年は2戦目に格下のセントラルミシガン大にホームで破れるという大波乱があり、一気にランク外へ転げ落ちます。しかし中盤7連勝で最高11位までランクを上げると、勝てばBig 12カンファレンス優勝というオクラホマ大戦を迎えます。しかし残念ながらこれに競り負け悲願のカンファレンスタイトル獲得はなりませんでした。ただボウルゲームでは全米11位のコロラド大に勝利し見事二桁勝利を獲得。しかしやはり今年も肝心なタイトルを取ることができずに終わってしまいました。

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ルイジアナ州立大

開幕時全米5位にランクされ、ハイズマントロフィー候補RBレナード・フォーネット(Leonard Fournette)を武器に目指すは8戦目のアラバマ大・・・と期待度は高かったのですが、初戦でウィスコンシン大に負けると4戦目のアーバン大戦でも敗戦。そしてこれがレス・マイルズ(Les Miles)監督解雇の引き金となり、シーズン途中で指揮官がいなくなるという事態に。エド・オルジェロン(Ed Orgeron)氏を臨時監督に据えアーバン戦後3連勝とマイルズ氏解雇が起爆剤となったようでしたが、アラバマ大には惜しくも10対0で惜敗。10戦目にはハリケーンで延期となったフロリダ大をホームに迎えましたが逆に返り討ちに。ただ、最後2試合は全米22位テキサスA&M大、15位ルイビル大をそれぞれ倒し、正監督になったオルジェロン体制である程度の結果を残せたとも言えます。

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「12th Man」の使用権を巡りテキサスA&M大とシアトルシーホークスが合意

「12th Man」の使用権を巡りテキサスA&M大とシアトルシーホークスが合意

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12th Man(第12番目の選手)」というフレーズがありますが、この言葉は場所によって関係するチームが異なります。ワシントン州シアトル周辺ならば確実にこのフレーズはNFLシアトルシーホークスファンを指す言葉ですが、テキサス州ならびにカレッジフットボールファンにとって見ればこれはテキサスA&M大ファンのことを指すフレーズとして有名です。

新先発QB発掘の旅:テキサスA&M大編

新先発QB発掘の旅:テキサスA&M大編
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テキサスA&M大

昨シーズン終了後、テキサスA&M大の次期QB選考バトルはカイラー・マレーKyler Murray)とカイル・アレン(Kyle Allen)という5つ星QB同士の激しいものになる・・・はずでした。しかしその全米でもトップリクルートであった2人のQBがなんと揃ってチームを退団・転校というとんでもない事件が起きました。ジョニー・マンゼル(Johnny Manzel)というハイズマントロフィーQBを輩出しながら次々とボロが出始めたテキサスA&M大。指揮官であるケヴィン・サムリンKevin Sumlin)監督の管理能力に疑問の声がちらほら聞かれるようになってしまいました。これを払拭するにはとにかくチームは勝たなければならないのです。

ジョニー・マンゼルの残したもの

ジョニー・マンゼルの残したもの

Johnny-Manziel

2012年にBig 12カンファレンスからサウスイースタンカンファレンス(SEC)に電撃移籍したテキサスA&M大。ヘッドコーチ、ケヴィン・サムリン(Kevin Sumlin)監督の1年目だったこの年、テキサスA&M大はいきなり11勝2敗という好成績を残しました。当時全米1位だったアラバマ大から大金星を奪い、コットンボウルでも11位のオクラホマ州立大に勝利するなどし、SEC加入1年目にも関わらずトータルオフェンス、スコアリングオフェンス、ランヤードのカテゴリーでSEC内でナンバーワンとなりました。トータルオフェンスではSEC史上初となる7000ヤード越えを成し遂げ、華麗なるSECデビューを飾ったのでした。