オハイオ州立大DCシアーノ氏が残留へ

先日行われたスーパーボウルで惜しくも2連覇をフィラデルフィアイーグルスに阻止されたニューイングランドペイトリオッツ。そのペイトリオッツはプレーオフ開始時からディフェンシブコーディネーターのマット・パトリシア(Matt Patricia)氏とオフェンシブコーディネーターのジョシュ・マクダニエル(Josh McDaniel)氏がそれぞれシーズン後に他チームのヘッドコーチに就任するためにニューイングランドを離れると噂されていました。

そしてスーパーボウルの翌日にデトロイトライオンズがパトリシア氏を新監督に、そしてマクダニエル氏がインディアナポリスコルツの新監督に就任することが発表されたのですが・・・。なんとマクダニエル氏がインディアナポリスの監督就任を土壇場で踏みとどまりニューイングランドに残留するという決断を下したのでした。

マクダニエル氏残留は非常に驚きのニュースでしたが、パトリシア氏がニューイングランドを去るのはほぼ決定事項のようなものでした。そこですでにメディアでは誰が彼の後を継ぐのか、というような話が持ち上がっていましたが、巷ではニューイングランドのLBコーチであるブライアン・フロレス(Brian Flores、ちなみに筆者は彼の弟さんをよく知っています)氏が有力ではないかと言われていましたが、ある情報筋ではオハイオ州立大のDCであるグレッグ・シアーノ(Greg Schiano)氏がニューイングランドに合流するのではないかという話も浮かび上がっていました。

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オハイオ州立大DCグレッグ・シアーノ氏

シアーノ氏は2001年から2011年までラトガース大で監督を務め、カレッジフットボール界でお荷物扱いだった同チームを戦える集団に変えました。その後タンパベイバッカニアーズのヘッドコーチに抜擢されプロの世界へ飛び込みましたが、そこではたったの2年で解雇に。そして2016年度からオハイオ州立大のDCとしてチームに帯同しています。

最近のシアーノ氏といえばオフシーズンにテネシー大の監督にほぼなりかけたところ大学側がドタキャンしてHC就任が水の泡となるといった事件もありましたが(こちらを参照)、結果的に彼はオハイオ州立大に止まることになったのでした。

しかし前述の通り突如として彼の名前がニューイングランドのDCサーチ上に浮上し、ファンはもとよりオハイオ州立大のアーバン・マイヤー(Urban Meyer)監督も気が気ではなかったでしょうが、どうやらシアーノ氏は来季もオハイオ州立大と行動を共にすることしたようです・・・今のところ。

今日はアメリカでは高校生たちが進学先を公表する「ナショナルサイニングデー」ですが、オハイオ州立大は今日5つ星のOT Nick Petit-Frereの勧誘に成功しました。これはシアーノ氏の功績とされており、マイヤー監督にとってみればシアーノ氏残留とともにダブルで嬉しいニュースとなったことでしょう。

ちなみにオハイオ州立大はつい先日もQBコーチのライアン・デイ(Ryan Day)氏をもう少しでテネシータイタンズから引き抜かれるところを食い止めたばかりでした。オハイオ州立大には選手だけでなくコーチ陣にも有能な人物が多く揃っているということなのでしょうね。

追記:

突如として新監督を失ったインディアナポリスコルツはマクダニエル氏の抜けた穴を早急に埋めなければならなくなりましたが、彼らは以前ベイラー大マット・ルール(Matt Rhule)氏と新監督のポジションに関して面接を行いました。ひょっとしたらルール監督にコルツから声がかかるかも?でもそうなったらベイラー大はたったの1年でルール監督を失うことになり、前コーチのアート・ブライルス(Art Briles)体制下で地に落ちたベイラー大フットボールのブランドをさらに傷つけることにもなり兼ねます・・・。