2019年度NFLドラフトで注目の選手たち【WR/TE編】

来週に迫ったNFLドラフトの候補選手をポジション別に紹介していくこのシリーズ。今回はWRおよびTE編です。

WRに求められるのはスピードやキャッチ能力だけでなく、ルートの走り方、ブロッカーとしての素質なども求められます。身長が高いほうが有利だと言われますが、背が低くても才能さえあれば起用法によってはリーグでも十分大成できるポジションです。またTEが年々重用されるようになってきた昨今、OL並のブロック力そしてWR並のレシーブ力を持つ、ドラクエで言えば(年がバレるか?笑)賢者のようなポジションである優秀なTEを発掘することは以前よりもまして重要になってきました。

それでは今ドラフトにおいて専門家たちに高い評価をされているWR/TE陣を何人かに絞って紹介したいと思います。

WR

D.J. メットカフ(D.J. Metcalf、ミシシッピ大)

シーズン中の出来だけでなくスカウティングコンバインでその名を馳せたのがミシシッピ大出身のD.J.メットカフです。40ヤードダッシュの持ちタイムが4.33秒、そして鍛え上げられた肉体を惜しげもなく披露しそれこそソーシャルネットワークでバズったほどです。

しかしコーンドリルでのタイムは平均以下。そしてルートのとり方にも問題を抱えており、決して彼が過去のWR候補選手と比べて抜きん出ているわけではありません。しかし今回のドラフトに関して言えば注目される選手であることは確かです。また大学時代に怪我に悩まされ、そこまで成績を残せなかった(3年間で1228レシーブヤードに14TD)のも不安材料といえるかもしれません。

マーキース・ブラウン(Marquise Brown、オクラホマ大)

ポテンシャルの高さで言えばおそらくオクラホマ大のマーキース・ブラウンは今ドラフトのWR陣の中でもトップクラスといえます。特に彼のスピードはそれだけで5ヤードのプレーを20ヤードのプレーにまで昇華してくれるのです。

しかし5フィート10インチ(約178センチ)という小さめの体、精密とは言えないルートのとり方、そして昨シーズンに負った足の怪我(リスフラン関節損傷)という治りづらい怪我を負ってしまったことが彼に触手を伸ばしづらくなったことも確かです。

ハキーム・バトラー(Hakeem Butler、アイオワ州立大)

アイオワ州立大のハキーム・バトラーの魅力はサイズ(6フィート5インチ/約195センチ)とそれに似合わぬすばしっこさです。昨シーズンは全米8位となる1318レシーブヤードを記録し、1キャッチの平均ヤード数では見事全米一位の数字を残しました。

ロングボールだけでなくルートレシーバーとしても強みを発揮できるバトラーはそのパワーで多少のタックルにも負けない強さを持っています。アイオワ州立大という中堅校出身だからと言って侮れない才能をバトラーは持っていると思います。

アンディ・イサベラ(Andy Isabella、マサチューセッツ大)

おそらくスカウティングコンバインやシニアボウルまで彼の名を聞いたことがある人は少なかったと思いますが、小柄(5フィート9インチ/約175センチ)ながら、40ヤードダッシュのタイムが4.31秒と俊足で、ルートのとり方も非常にうまく、スロットレシーバーとしての素質を多く持った選手。ニューイングランドペイトリオッツのジュリアン・エデルマン(Julian Edelman、元ケント州立大)を彷彿とさせます。

その他のWR候補

A.J. Brown(A.J.ブラウン、ミシシッピ大)
ヌキール・ハリー(N’Keal Harry、アリゾナ州立大)
ライリー・リドリー(Riley Ridley、ジョージア大)
ディーボ・サミュエル(Deebo Samuel、サウスカロライナ大)
パリス・キャンベル(Parris Cambell、オハイオ州立大)
ケルヴィン・ハーモン(Kelvin Harmon、ノースカロライナ州立大)
J.J. アーシガ・ホワイトサイド(JJ Arcega-Whiteside、スタンフォード大)

TE

T.J.ホッケンソン(T.J. Hockenson、アイオワ大)

今年のドラフトでトップTE候補と言われるのがT.J. ホッケンソン。昨年記録した760レシーブヤードに6TDという数字からもわかるようにレシーバーとしての素質は十分。またブロッカーとしても秀逸の才能を持っています。ドラフト全体で見て1、2巡目の才能を持っているかどうかはわかりませんが、今回のTE候補内では一番最初に指名されると目される人物です。

アーヴ・スミス・Jr.(Irv Smith Jr.、アラバマ大)

2017年度に第1巡目でタンパベイバッカニアーズにドラフトされたO.J.ハワード(O.J. Howard)が去ったあとにアラバマ大でその穴を埋めたのがアーヴ・スミス・Jr.です。レシーバーとしての才能はなかなかのもので上に挙げたホッケンソンに引けを取りませんが、サイズ的にTEとしては小柄(6フィート2インチ/約187センチ)なのが玉に瑕です。

その他のTE候補

ノア・ファント(Noah Fant、アイオワ大)
ケイレブ・ウィルソン(Caleb Wilson、UCLA)
ジェイス・スターンバーガー(Jace Sternberger、テキサスA&M大)

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