ここまでのニュース【9月14日】

第3週目ここまで起きていた主なニュースを一挙公開します。

 

コルゲート大の善良な行動

今週アメリカ東部を襲ったハリケーン・フローレンスはその規模の大きさを考えてカレッジフットボールの試合をキャンセルや試合時間変更などの処置を余儀なくしました。それはFCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)にも影響を及ぼし、コルゲート大ファーマン大の試合もキャンセルになりました。

そこでコルゲート大は予約していた宿泊用のホテルの部屋を即座に解約し、ハリケーンのために避難しなければならない人々の避難先に使用できるようにしたのです。しかもそれだけにとどまらず、既に支払いが済んでいた試合前と試合後の食事も被害に遭った人々に譲ったのだといいます。

なんとも心温まる話ですね。

高くついたフロリダ大とコロラド州立大の試合

今週行われるフロリダ大コロラド州立大の試合。コロラド州立大にとっては先週のアーカンソー大戦に続き2週連続のSEC(サウスイースタンカンファレンス)チームとの対戦となります。そもそもなぜコロラド州立大がフロリダ大と対戦することになったのか。それはフロリダ大の前HC、ジム・マクエルウェイン(Jim McElwain、現ミシガン大WRコーチ)氏と深い関係があります。

アラバマ大でオフェンシブコーディネーターを務めていたマクエルウェイン氏は2012年にコロラド州立大の監督に就任。そこでの手腕が評価され2015年度からフロリダ大を指揮することになりました。しかしコロラド州立大とは契約途中であり、その契約を破棄する形でフロリダ大へ去ったので、フロリダ大が300万ドル(1ドル100円計算で3億円)、マクエルウェイン氏自身が200万ドル(2億円)をコロラド州立大にバイアウト費として支払うことに合意していました。

さらにそのバイアウトの条件としてフロリダ大が200万ドルをコロラド州立大に支払って彼らをフロリダ大のホームに呼び寄せて試合を行うことで合意していたのです。それが今週のこのマッチアップというわけです。

しかし実はフロリダ大が背負った巨額のバイアウト費は実はこれだけにとどまりません。マクエルウェイン氏を雇うために大学は彼の前任であるウィル・ムスチャンプ(Will Muschamp、現サウスカロライナ大監督)氏を契約途中で解雇しており、そこでもバイアウト費が生まれています。さらにはマクエルウェイン氏の後任として現HCのダン・マレン(Dan Mullen)監督をミシシッピ州立大から呼び寄せるために同大学にもバイアウト費を支払っています。

つまり結果的にフロリダ大がコロラド州立大との試合を開催するまでに総額1250万ドル(12億5千万円)もの出費が重なったというわけです。これでもしフロリダ大がコロラド州立大に土をつけられたとしたらたまったものではないでしょうね。

地球温暖化のせい?

今週アラバマ大ミシシッピ大に乗り込むことになっていますが、ミシシッピ大は2015年から2016年にかけて同カードで連勝するという、ここ最近のアラバマ大と対戦したチームとしては非常に稀な偉業を成し遂げたチームです。それを達成させたのは現在のマット・ルーク(Matt Luke)監督ではなく、前監督のヒュー・フリーズ(Hugh Freeze)元監督です。

アグレッシブでルール違反すれすれの方法でリクルーティングを行って急速にミシシッピ大を強豪に育て上げたフリーズ氏ですが、昨シーズン開幕直前にプライベートの問題が発覚してミシシッピ大監督を辞任しました。そして以来未だに彼はコーチング界に戻れていません。確かに腕は立つコーチだとは思いますが、ミシシッピ大で起こしたとされるNCAAルール違反や、辞任することになった問題などを含めて、彼に触手を伸ばすチームは未だに現れていません。

そしてそのことをフリーズ氏は「地球温暖化」のせいにしているというのです。

フリーズ氏は今春アラバマ大のニック・セイバン(Nick Saban)監督と接触し、アラバマ大のスタッフ入りの話が取りだたされました。しかしこれをSEC側が阻止して話がご破算になったという過去があります。そのことを指しているのかもしれませんが、この決断をしたSEC側が温暖化のせいで正確な決断をできなかったのだと述べているのです。暑すぎてってことかな?

本気かどうかはわかりませんが、以下に腕の立つコーチと言っても品格の問題や過去の出来事のことを考えれば大金を払ってフリーズ氏を雇うチームはしばらく現れないと思います。温暖化は関係ないのでは・・・。

開幕3連勝のボストンカレッジ

前述のハリケーンの影響でウェイクフォレスト大ボストンカレッジの試合は木曜日に行われました。そして試合はボストンカレッジが41対34というハイスコアゲームを制しました。これで彼らは3勝0敗と開幕以来無敗を保持しています。彼らが最後に開幕3連勝を飾ったのは2007年。この年のQBは現アトランタファルコンズQBマット・ライアン(Matt Ryan)でした。10年以上ぶりのこの快挙、対戦相手は格下ばかりですが、チームの雰囲気は最高潮に達していることでしょうね。ちなみにこのライアンが率いた2007年のチームはこの年開幕後8連勝を含む11勝3敗という素晴らしい成績を収めました。今年のボストンカレッジもこの記録をなぞることが出来るでしょうか?

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